彼がいないと （ry.hsmt）

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Ryo side





『りょうくん！あ！は、はしもとくん！！！！』




明らかに戸惑って声が裏返っちゃってるAちゃん



今日もかわいい、やっぱりかわいい…////




_____てか、いま俺のこと''涼くん''って…///




すぐ''橋本くん''呼びに戻ってたけど(笑)




花｢初めまして！瑞稀くんの彼女で
Aの幼馴染の和泉花華です！
いつも瑞稀くんからもAからも
お話聞いてます！(笑)｣


この子が瑞稀の彼女か！


Aちゃんじゃなくて

ほんとにほんとによかったよお〜(泣)



｢初めまして！橋本涼です｣




瑞｢はしもっちゃんはAちゃんの隣座れば？｣




｢あ、うん、Aちゃん隣いい？｣


さっきから顔を俯かせているAちゃんを

覗き込むと真っ赤な顔して


『は、はい！！！』


元気なお返事(笑)



｢なんでそんな緊張してんの〜(笑)
今日の朝も話したじゃん｣



『電話は対面してないからだいじょぶなんです！』


『顔見ちゃうと、もう…』


とかなんとか言ってもごもごし始めたAちゃんが

可愛くてしょうがない、、



花｢はい！質問！朝話したじゃん！とは！？｣



瑞｢俺も気になった〜(笑)｣



『昨日の夜寝る前電話してたら橋本くんが
寝ちゃったのね、
でも寝ちゃったからって切っちゃうのも
なんかな〜って思ってそのままにしといたの！』




｢そうそう！朝は俺の方が早く起きたよね〜(笑)
Aちゃんの寝息スースー聞こえたよー(笑)｣




『そうだったんですか！？
もう、起こしてくださいよー(笑)』



｢だって可愛かったんだもん(笑)｣



瑞｢いや待って待って(笑)
なんかイチャついてない？
え！？ほんとに付き合ってないの？(笑)｣



『や、やめてよ瑞稀くん！！違うよ！普通に友達！』




_____普通に友達、か…


当たり前だし本当にそれで合ってるのに

どうしてこんなにも胸がざわついて

寂しい気持ちになるんだろう…

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