私の旦那のヤマダさん【Ryosuke.Y】

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A「え、以外と食材ある」






朝、いつものサイクルで起きて、

伊野尾さんと約束を守るために朝ごはんを作ってる




冷蔵庫の中に食材があるか不安だったけど、

朝の番組の伊野尾さんコーナーでよくもらうことがあるのか

一人暮らしの成人男性にしては揃ってる方だと思う









慧「んん〜、おはよぉ〜、Aちゃん」


A「おはようございます、伊野尾さん

前髪パックリですし、髪もハネちゃってますよ」







せめて少しだけでも髪の毛が落ち着くように手で撫でていると






慧「……Aちゃん」


A「はい？」


慧「それ、山田にもいつもやってるの？」








そういわれて今、私が伊野尾さんに対してしてることをもう1度冷静になって考えた







A「……あっ！ごめんなさい！ いつもの涼介にしてるのでそのクセが出ちゃいました…」


慧「んーん、いいよ、別に笑

クセでやっちゃうとかほんとAちゃん山田のこと好きだね」


A「今は私が一方的に喧嘩しちゃってますけどね笑

さっ！後は自分でやってきてください、その間に仕上げますから」



慧「はーい笑」









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A「出来上がりましたよ、食べましょう！」


慧「おっ！ どれどれ！ …すげぇ、俺の理想の朝食だ！」






私が作ったのはお味噌汁、おひたし、白米、と安定の日本食

ほんとはもうちょっと作りたかったんだけど、時間なかった






慧「ふぉれでさ、Aちゃん、やまらとはふぁいじょーぶなの？」


A「ちゃんと飲み込んでから言ってください、聞き取れないです」


慧「んっ、それでさ、Aちゃん山田と今日会うわけなんだけど、大丈夫なの？」


A「大丈夫です笑 ちゃんと向き合わなきゃダメですから

それに、涼介を今のままで置いておいたらたふんやばいと思うんで笑」


慧「確かに笑 メンバーには俺から言っとくからちゃーんと話なさいね」


A「もちろんです」









ゆっくりご飯を食べた後、マネージャーさんが車に乗って、

涼介やメンバーさんがいる撮影現場に向かった









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