私の旦那のヤマダさん【Ryosuke.Y】

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伊野尾さんがポツリポツリと話し始めた






慧「俺はね、Aちゃん、山田はそんなことするような奴じゃないと思う

いつもAちゃんとどういう事があった事とか毎回話してメンバーウザがられてるヤツだよ笑


…でも、自分が芸能人、ましてやアイドルだから、

普通の夫婦ができる事が出来ないから、それでAちゃんを苦しめてるんじゃないかって不安みたい」



A「そんな……私は全然」



慧「うん、それは山田もわかってる

でもね、山田は繊細だからそういうのすぐ気になっちゃうんだよ

ツアーとか映画のロケあると長期間で家開けちゃう時とかは

寂しくないんじゃないかなって不安なんだって、

たまに俺らBESTのとこに来ることあるくらいだから笑」






そうだ、そうだった、涼介はそんな人、わかってたのに私は……






A「……っごめんなさい…涼介……」


慧「俺はこれくらいしか言えない、あとは夫婦間のことだからちゃんと話すんだよ？」


A「はい」


慧「まー、帰るにしちゃ遅すぎるから今日は泊まっていきな」


A「すみません、急にお邪魔したのに」


慧「いーのいーの、気にしないで

明日、朝ご飯作ってくれるならこの件チャラにしよ」


A「わかりました、作りますね笑」







伊野尾さんから部屋を教えてもらって、私は寝ることにした


伊野尾さんだけじゃないけど、JUMPの皆さん優しいなぁ







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Kei side





山田に連絡しておかなくちゃね、心配症、過保護だからうちのエース





慧「あ、もしもし、山田ぁー？」


涼介【…………はい、何？ 伊野尾ちゃん】




めちゃめちゃ気分下がってんな、電話口からでもわかる




慧「Aちゃんね、俺んち来てる。

明日の仕事場に一緒に連れてくからそこでちゃんと話し合いな」



山田【え？！ 伊野尾ちゃん家いるの？！

なんか心配だけどとりあえず安心したわ

伊野尾ちゃん、俺ら迷惑かけてごめんな…】





なんか心配って失礼な笑




慧「いーってことよ、気にすんな

山田も今日はゆっくり休みな、じゃっ」


涼介【ありがと、おやすみ】









全く、手のかかる夫婦笑


ま、俺がもしこれから家庭持った時のいい参考になるからありがたいかな笑








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