4話 ページ4
僕とAちゃんは５クラスある中で隣のクラス
隣と言うこともあって合同授業などが多い
学校に着いて一緒に教室まで向かってるんだけど
登校の時より視線がすごい。。。。。
「あいつだれ？鬼川さんの彼氏？」
「えー。それはなくない？あんなダサいの」
「あんなんがタイプなのかよ俺ショックー」
なんかすみません。。僕なんかですみません。
『今日合同授業あるね！！亮君に会える授業だから合同の時だけ時間割覚えてるんだ』
そんな周りの言葉なんて気にもせず僕に笑顔を見せてくれるAちゃん
この笑顔をみてたら他の事はどうでもよくなる
亮「合同って英会話でしたっけ？英語苦手なんですよね」
勉強はわりと得意だけど英語だけはどうしてもできない。。。。
『そーなの？私英語得意だから教えてあげるよ！』
亮「えっ。いいんですか？迷惑じゃ……」
『ほら。少しでも一緒に居たいし……ダメかな？』
聞きましたか皆さん
可愛すぎませんか彼女……
亮「じゃ、お願いします。」
『やった！約束だからね！じゃまた後で、また教室遊びに行く』
万遍の笑みで教室に入っていったAちゃん
その笑顔が僕に向けられたものだとは
未だに信じらない。
実は夢でしたー！オチじゃないといいんだけど
僕の教室の席は1番うろの端
あんまり友達もいない僕にはちょうどよかった
神「ね！！亮！おはよ！」
こいつは神木隆之介俺の唯一の友達
陰キャって程でもないけど
顔が広いから誰とでも仲良くなれちゃうタイプ
亮「おはよー。朝からテンション高いね」
神「朝見たよ！鬼川ちゃんどういう関係よ！」
一体学校の何人に見られたんだろう
周りの男子も話を聞いてないふうだが
耳を大きくして聞こうとしてるのは丸わかりだ
亮「なんか友達と言うか、恩人というか……そのぉ」
神「何もったいぶってるんだよ！あんな可愛い子滅多に出会えないぞ！しかも亮見たいな…。」
亮「こんな陰キャでも俺のこと好きって言ってくれてるんだよ！！悪かったな！！」
勢いで言ってしまった……
本当は言うつもりなんてなかった
目立たないように学校生活を送っていたつもりなのに
神「え？？ええー！！！！！好きってLove？！」
亮「そーだよ！！僕も信じられないけど…… 」
自分が一番驚いてるんだから
周りにどう思われても仕方ない
クラスの皆も何か言いたげだったが
チャイムがなり先生が来て
その場は助かった
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作者名：L | 作成日時：2020年7月3日 0時
