検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:4,089 hit

#15 ページ15

*YmSIDE*

涼『っく…ゲホッ…ゴホッ…』

白いシーツに赤く滲んでいく

医師は様子を見ると言っていたが

こうやってひどい咳が出てシーツを汚すことも多く

ただひたすらにAに逢いたい想いが募る

治すために転院したのに意味あるのか?




医師『んー異常は見当たらないし治療後だから

出てるんだと思うんで大丈夫ですよ

退院も問題ないと思います

今週中には出来ると思いますよ』

「…ありがとうございました」

医師の言うことが正解だろうけど

不安も拭いきれない

Aに逢って弾けるような笑顔をみたら

そんな不安吹き飛ぶのだろうが、簡単に逢っていいか

どう話していいか分からない

何も伝えず姿を消した俺を受け入れてくれるだろうか

俺なんかに微笑ってくれるだろうか

そもそも逢ってくれるだろうか

日に日にAのことで頭がいっぱいになって

そんな不安と逢える喜びが混ざって不思議な気持ち

きちんと荷物もまとめてゆーとの車でAの家に向かう

Aが喜ぶ顔に淡い期待を抱いてドアの前にそっと立つ

〜♪〜♪

「…はーい」

裕『山ちゃん帰って来たよ』

「隣にいるの?」

もう一度月を #16→←#14


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーメンバー

有岡 大貴


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 病系,切ない   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:伊野尾いちご x他1人 | 作成日時:2016年8月12日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。