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僕らのプレリュード ページ3
りょうside
ガチャ…ガタ、ガタ、
ドタンッ
りょ「!?」
和室の部屋から聞こえる音にビビって思わずスマホを落とす。
襖は閉じていて中の様子が見えない。
俺は立ち上がり襖を開けた。
りょ「何しとるん…」
『あ、あはは、生放送しようと思って…』
生放送の準備をしていたらしい彼女は、とても女の子とは思えない格好でひっくり返っていた。
あーあ、もう布団ぐちゃぐちゃだし
三脚も倒れてるし…
りょ「どうやって準備したらこんなになるの!笑」
『普通にやってたんだってぇ』
りょ「普通にやってたらそんなになりません」
よく見たら膝擦りむいてるし。痛そ、絆創膏はってあげなきゃ。
りょ「俺も手伝うよ」
『えっ!い、いいよ!今日は1人でやりたいの』
***
とりあえずカメラを立ててあげて、俺は和室から出た。
なんか、俺らと出会った時の話、したいんだって。
じゃああんまり邪魔しちゃいかん、かな。
まぁ生で観ちゃ行けないならスマホから観るけどね。
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作者名:りぃと | 作成日時:2019年9月25日 22時