東海アドレセンス【東海オンエア】 (ページ9)

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序曲：薄紅色の頬ページ9

abc そんなに？ww

dgi めっちゃ気になる

『んーでも今考えたら普通だったのかも、？いやどっちだろ笑』

『でも当時の私としてはマジでびっくりしたかな笑』

ゆめまるside

そりゃあ、びっくりするよ。

てつやとりょうくんが可愛いってぎゃあぎゃあ言ってた女の子の、

お○ぱい掴んでるんだもん。

数十秒、静寂の時が流れる。

すると相手の女の子は口を開いた。

『え、えっと、は、離してください、』

その言葉に体が反応して手を離した。

いや、思考停止して動けなかったんだもん。

ゆ「ご、ごめん！！！」

平謝りをしつつ、さっきの感覚を思い出す。

むにむに…柔らかかったな……

『い、いや別に……』

これは、殺される。あいつらに。

と、思ったが、遅かった。

て「ねぇなにしてんの」

りょ「うちの子に用？」

ゆ「ﾋｪｯ」

初めて素でこんな声が出た。

後ろから声がしたかと思えば、あいつらがいた。
…見てたってこと？

て「A、こいつに何かされたの？」
『え、えっと』

…言うな

りょ「平気？スカート汚れてるよ」
『あ、ありがと』

……言うな

て「髪もグチャグチャ。まじで何かされたの？」
『……』

りょ「正直に話して、？別に何もないから」

『あ、あの人に胸触られたぁ』

そっとこちらに指をさす。

言いやがった。

て「ふぁ、」りょ「まじかあいつ」

いや、仕方ない。

思春期の男子にとって女の子のお○ぱいは、命に替えられない。

結局チャイムが鳴ったから、胸ぐら掴まれたぐらいで済んだ。良かった良…

くねぇ。

部活の時間に俺が殺される。

殺されるのが早くなるか遅くなるかの違いだけだった。

＊＊＊

重い足取りでグラウンドに向かう。
だが俺よりも先に、例の2人は居て。

やべぇと思い、コソコソ部室に隠れた。

部活着に着替え終わると、

ドアの開く音がした。

ゆ「ﾋｬｯ」

既視感のある声をまた出すと、入ってきたのはやはりてつやとりょうくん。

終わった。

今までありがとう皆。