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私は朝早い段階で目が覚めた。
「よし…起きてないな」
ジャスティスの寝息を確認して昨日から始めた作戦を思い出す。
まず初めに…唐突だが昨日、私はジャスティスに薬を盛った。
あの炭酸飲料がそうだ。
効果は二つ、強め短時間の催淫効果と強め長時間の睡眠効果。
昨日の夜ジャスティスがほんの少しだけ変な気分になったのはそういうこと。
そして今ジャスティスも私も下着だ。
脱がすの大変だった。
まぁこれが意味するのはそうだよね。
朝チュン(してない)ドッキリだよね！！！
昨日の私の仕事を泡にしない為にも今日の私が頑張らねばならない。
それにしても起きたジャスティスはどんな反応をしてくれるだろうか。
年相応に大人な対応かな？それとも猫が好きなギャップがあるように恥ずかしがるかな？
正直この反応を見る為だけに労力を費やしてきたからノーリアクションだったら私が恥ずかしくなる。
＊
あれから1時間くらい経った。
「おはようジャスティス」
かけていた布団がモゾモゾと動き始めたので声を掛ける。
ジャ「A？……A？！」
目を擦りながらゆっくりと起き上がったと思ったらジャスティスは私を見た瞬間、驚いたのか大声で再度私の名前を呼んだ。
「え、あ、ゴメン…あの後そのまま寝ちゃったみたいで……って、あれ？その顔まさか覚えてない？」
白々しい演技をした後チラッとジャスティスの顔色をさり気なく伺う。
ジャ「〜〜ッ！！」
多分眠りにつく直前の記憶を思い出したんだろう。
ジャスティスは耳まで綺麗に顔を赤く染めてから私から目を逸らした。
それを見た私が口元を緩めない訳は無く、思わずニヤッとしてしまった。
ジャ「A」
「ん？」
その後気まずい雰囲気が広がって沈黙が続いたがその沈黙を破ったのはジャスティスだった。
ジャ「お前はあんまり気にしてないようだが…まぁ俺自身あまり覚えてないんだけれども…Aの様子からしてやらかしたようだから…その、何かあったら言うんだぞ、責任は取るから」
覚悟を決めた真剣な表情でそう話すジャスティス。
普通なら覚えてないってどゆこと？と怒る部分なのだろうがドッキリなので笑いしか登ってこない。
「んぐっ…ふっ…ははは…！ははははは！！！」
ここで笑ってネタバラシなのも人としてどうかとは思ったが、上ってくる笑いに勝てず盛大に笑い声を上げた。
困惑した表情をするジャスティスを見ながら息を整えて口を開いた。
ラッキーカード
アバカン
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liqueur - みみみさん» うおお、気に入って頂けたようで嬉しいです！ありがとうございます！！不定期になりますが更新頑張ります！ (2020年11月8日 21時) (
レス) id: d350a89708 (このIDを非表示/違反報告)
みみみ - わ.....コンパス、占ツクで始めて見てみたのですが....凄く面白いです.....更新頑張って下さい！ (2020年11月7日 0時) (レス) id: 3ea803cc4b (このIDを非表示/違反報告)
liqueur - 夢さん» コメントありがとうございます、不定期更新なので心配な部分はありますが頑張りますので応援宜しくお願いします！ (2020年5月12日 20時) (レス) id: d350a89708 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - やべぇ、、、惚れた、、、、 (2020年5月4日 13時) (レス) id: 57400e7ed8 (このIDを非表示/違反報告)
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