死神としての自覚 ページ6
百合「はい?」
直哉「そうですね。これを見れば分かる筈です。貴女に不老不死を与えようと思います。」
百合「まぁ………」
直哉「貴女には一度死んでもらいますので。何心配ご無用ですので………」
百合さんに近付き魂を取り出す。やはり命の灯を消そうとしてるな。
百合「うっ!」
ドサッ
直哉「それなら………」
彼女に不老不死を与えておく。この世界にはウイルスが居ない。※これは本当。
百合「ううん………」
寝かせておくか。
クイッ
直哉「なんですか?」
百合「………」
直哉「離れたくないか。良いか。」
そのまま寝る。
翌日………
直哉「良く寝た。百合さん。」
百合「はい。お陰で死神になれました。この服装は?」
直哉「それは死麗装です。簡単に言えば死神の服装ですよ。それと貴女が腰にさしてる刀は斬魄刀正式名称は日輪斬魄妖刀です。その刀の名前は村雨妖刀です。貴女にしか持てない刀ですよ。さてお子さんに会いに行きましょうか。」
死麗装は自動的に洗われる仕組みになっている。昨日はそのまま寝ていた時に身体ごと洗ってくれた。有難い。
百合「はい。では参りましょう。」
あれ?百合さん若返った様な?
直哉「百合さん若返りました?」
百合「はい。そうですね。」
やっぱり!
それから二人で華の迎えに行く。
学園艦大洗学園学生寮
直哉「此処ですか?」
百合「はい。」
ピンポン
???『はい。』
百合「華!出てきなさい!」
???『お母様!?何で。』
百合「話は後で。」
コクッ
ガチャ
直哉「麗しの姫君お迎えに上がりました。」
???「あの時の!五十鈴華です。それで何の用ですか?」
直哉「貴女には一度死んでもらいますね?」
華「ちょっと待ってください!」
直哉「待ちませんよ。」
ズブッ
ドサッ
百合「起こさないと。」
直哉「分かりました。」
華(魂)『あの私は死んだのですか?』
直哉「一時的なものだから。幽体離脱中だからね。仮死状態なんだよ。とりあえずさっき出てきた扉を閉めてみて。」
ガチャン
華(魂)『閉まりますね。』
直哉「そこから出てきて。」
スッー
華(魂)『素通りしました。』
直哉「幽霊に人魂の状態だからね。本体に戻ったら死神になれるから。」
華(魂)『はい。』
本体に戻れば死神としての転生が完了する。
直哉「どう?」
華「これが死神ですか?」
直哉「本来は虚とか倒すんだけどね。」
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作者名:竈門正宗 | 作成日時:2021年2月24日 7時