139話 ページ10
着替え終わり、ひらひらと舞い足がスースーしていたショートドレスからやっと解放された私は袋の中にドレスをまあ適当に入れてベルモットが待つ駐車場へと戻った
ちなみにビル内のトイレで着替えた、マジでこんな滞在して申し訳ない
交換した鍵はとりあえず靴と踵の隙間に入れといた、賢い
適当な歌を鼻歌で歌いながら向かうとベルモットさんは私に背を向けながら誰かと話をしていた
相手は陰になってよく見えないが長髪の銀髪だ
一瞬ジンかと思い歩みを止めたがよく考えたらジンはもう少し背が高い
ベルモットと話せる人物で、銀髪
そして無事な東都水族館
これはもしかしなくても…
「あの…」
「ん?あぁ、意外に早かったわね」
控えめに声を掛けるとベルモットが振り返る
そうすると陰に隠れていた人物と目が合った
「あら、あなたは…
噂に聞くジンのお気に入り、キトンなのかしら?」
彼女はそう言い白と青の双眼で私をじっと見詰めた
…うわー!!!!!!!キュラソーだ!!!!!!フラグ回収お疲れ様私!!!!!!予想外の早さ!!!!
絶句して固まり返事をしない私にキュラソーは首を傾げた
「キトン?」
「ひぇっ…ば、バタ子です…」
「変な名前ね」
「初対面に貶されすぎて私そろそろ泣きそう」
仮にも名前(仮)なのに酷いね、名付け親なれーくん謝って、ついでに私にも
…名付け親が降谷零ってなんか凄くパパみ…パパー!!!!バタ子のパパー!!!
心の中の私よ、落ち着け
1650人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いろは(プロフ) - さては貴様、あんスタプレイヤーだな…!?(名探偵気取り) (2019年4月28日 18時) (レス) id: 9fa6590233 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - 135話の夢主が言っていた"僕"の中にある"気持ち"とは何ですか? (2018年8月21日 18時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
狗子(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます!大丈夫です、狗子も書いてて理解出来てないです(ダメやん)設定を深くしすぎました、反省してます!ダイソンの掃除機に勝る吸引力を目指して頑張りますね!!(?) (2018年5月27日 23時) (レス) id: c580dfd71e (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 間違えてレスしてしまいました、華の幽霊さん申し訳ないです<(_ _)> (2018年5月27日 23時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 初コメ失礼します………まとめ見ました……。設定はまだ隠されているとのことですし正直理解し切れていないのですが、ただ取り敢えずとてつもなく深い作品だってことは理解できました……!!底なし沼のような一度入ったら這い上がれない吸引力が……ズブズブ (2018年5月27日 23時) (レス) id: ee67fa8af2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:狗子 | 作成日時:2018年4月28日 20時