私の口は喋らなくていい事を喋るのが上手らしい*4部【名探偵コナン/トリップ】

154話 ページ25

「ところで姉貴こそこんな所で何してんだ？」

明かりも付けずに…と言い私を訝しげに見たショタ君

…そういや電気つけてなかった

怪しすぎるぞ姉貴ぃ！(お前だろ)

「電気も付けずにパソコンの画面見てたら目を悪くするぞ！パソコンとか電子機器の画面からは…なんだっけ、UV…？が出てるんだぞ！」

ショタ君は子供に言い聞かせるように私を見上げながらも叱る
腰に手を当て立つ姿はお母さんのようだ
なんでこの世界の年下は私に対してお母さんのような対応する人ばかりなんだろうか

「ﾝｯｯｯ(悶え)

電子機器から出てるのはUVじゃなくブルーライトだ…」

「…え、あ、そ、そうか…」

悶えを抑えそう注意すると腰に手を当てたまま目を開き恥ずかしそうに俯いた

かわいいかわいいかわいいかわいいかわいい
UVは紫外線だよショタ君…！！！かわいいから許す！！！(えらそうに何を言ってるんだお前は)

顔には出してないが心の中で全力で悶える私(真顔)とその前で恥ずかしそうにもじもじするショタ君、凄い絵面だな

話を切り出そうにと何を言っていいか分からず無言が続く

…気まず過ぎるから誰か来てくれ…欲を言うなら降谷零…

「…U、何して…あ、姉貴いたんすか」

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