私の口は喋らなくていい事を喋るのが上手らしい*4部【名探偵コナン/トリップ】

164話 ページ36

話を簡略化すると

バーボン捕まえたけどお前も来るか、と言われました

何でやねん、とお断りしました

絶対確保されんだろ、わたしゃ嫌だよ

バーボンさんは赤井さんが助けてくれるから大丈夫だよ、原作変わって赤井さん来なくてもｳﾎｳﾎなバーボンさんなら大丈夫(謎の確信)

さて

問題です！今は何処にいるでしょうか！
ヒント！うーーんと…昴さんの腕の中ではない(懐かしいね！)

答えは〜



















コナンくんの横で全力疾走中！！！


死ぬ！！！！！


水族館を駆け抜け観覧車の立ち入り禁止エリアまで来てしまった

お察しの通り、原作がとても進行したのだ

ラストスパートまで来てしまった…

走っている時普通に隣で例の蝶ネクタイを使いながらﾗﾝﾈｰｰﾁｬﾝと電話してたけど何かもう彼気にしてなかった

そうだよね、私さっき工藤って言っちゃったもんね、多分これ後で尋問されるなワハハハハ！ 

…怖いなあ(震え声)


眼鏡に指を当てながらキョロキョロと周りを見回しぶつぶつと言っている姿は何かもう普通に工藤新一の姿を曝け出している

それでいいのか、私に甘くない？？

「A姉ちゃんも！！爆弾の元探して！」

「とんでもない無茶ぶり」

何てふざけている場合ではないな、なんて思い心の中を切り替えた

爆弾ねえ…まあ勿論映画を見ている私には何処に爆弾があるかなんて把握済みである


えーっと…確かこっち

消火器入ってるやつ(語彙力)

足を進めた先には探していたものがあった、こんな簡単に見つかっていいのか…

とりあえず映画でやっていたのと同様にホースみたいなものから間を覗くとチカチカと光るものが見えた

…マジ爆弾とか初めて見たからガクブルなんだけど！！！マジ卍！！！

…落ち着け

「…A姉ちゃん？」

「ｳｫｯﾊｰｰｰｰ！？！？」

いつの間にか隣にいたコナン君に驚くと彼も驚いたように肩を揺らした

ビビらすお前が悪いんやで

じゃなくて

「コナン君、これじゃない？」

そう言い隙間から覗くように言うと少し頷いてからそこから覗いた

「…うん、これだね…早く解体しないと…

でももしかしたら開いたと同時に爆発するものかもしれないし…」

「…あ、あーあ、ここに安室さんがいたらナー」

「……」

あからさまな棒読みになってしまった私の言葉にコナンくんがじとりとした目を向けた

…やめろよ

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