全て受け止めて。 (ページ6)

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所詮僕は、社会から必要とされない存在。
与えられた課題すら、まともにこなすことが出来ない。

そこで並べたのは、
嘘の羅列。
それで、
愛されるのならば
僕は、構わないと、そう思った。

時間や場所に捕われず、
自由に、
自分の思うがまま、
未来を、
そして、そこへ繋げる現在を(いま)を、
描く事が出来たなら
どれだけ救われるだろうか。
そう思った。
空が蒼く染まる頃に。

楽曲制作のため、
重い頭を持ち上げた。

まだ僕は、
この場所に立ち止まっているのだろうか。
いつまで僕は、僕自身を否定し続ける野だろうか。
このまま、
全てを、
投げ出せたらどれだけ
楽になれるだろうか。

なんて、
この世界で生きることを諦めた僕の思考は、
崩れていった。

この世界で、
僕が誰の目にも触れないなら、
認めてもらうことが、
できないならば、
無理にここで生きる必要は無い。

広いようで、狭い世界。
長いようで、短い人生。

貴重な時間を、
意味の無いことに費やすのは御免だ。