第32夜 ページ34
ダンブルドア先生と屋敷を出て、姿あらわしでホグワーツに向かう
と言っても、ホグワーツ内では姿あらわし出来ないので近くのホグズミードまでだけど
「姿あらわしまで習得しとるとは、驚きじゃの」
ほっほっほと笑うダンブルドア先生に『ふふ、特別措置だよ』と返した
「A、せっかくだからバタービールでも飲んで行かんか？」
『先生って暇なの？？』
．
．
「A！ その傷どうしたの？」
「今まで何処にいたんだい？まぁ君が居ないのはいつものことなんだけどさ」
『ハリー、ロン
…傷はちょっと、転んで』
先生と別れてホグワーツ内を一人歩いていたら後ろから声を掛けられる
しかし二人の後ろにもう一人女の子がいるのに気付いて首を傾げた
『君、トイレで泣いてた子？
あの後友達になったんだね』
後半はハリー達に向けて言うと、顔を若干赤らめて「ま、まぁね…」と口ごもった
「はじめまして、ハーマイオニー･グレンジャーよ
でもどうしてトイレで泣いてたって分かったの？」
『…気配を探るのは得意なんだ』
それ以上の追求は面倒なので愛想笑いを浮かべて誤魔化すと、彼女もそれを察したのか口を閉じた
「ところで、Aはニコラス･フラメルって人知ってる？」
『ニコラス･フラメル？』
どうしてまた、そんな人のことを…？
試験か何かに出るのかな
まだ先なのに、関心だね
『うん、知ってるよ』
「ほ、本当かい！？」
「流石ね…！それで、一体誰なの？」
その時、口を開こうとした僕の足元に何処からか逃げ出して来ただろう蛙チョコがぴょんぴょんと跳ねて来た
僕はそれを摘んで、ハリーの掌に乗せる
『答えは意外と身近な所に、ね』
「それってどういう…」
『それじゃあまた、
試験頑張ってね』
ハリー達の「待って！」という声を無視して、僕は自分に透明呪文をかけて彼らの前から姿をくらました
皆、頭が切れるから直ぐに分かるよ
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一ノ瀬 潤(プロフ) - 深掘りしたやつ公開範囲制限されたのですね😭見れなくなって残念です (6月14日 22時) (
レス) id: de4baf91a8 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - はぁ⁉︎めちゃくちゃ好きなんですが~⁉︎読み始めたばかりなのですが、応援してます！！！ (2023年4月17日 21時) (レス) @page2 id: 58fc769308 (このIDを非表示/違反報告)
あまおうよりとちおとめの方が好き(プロフ) - 主人公の塩がちょうどいいくらいで好き (2023年2月2日 23時) (レス) @page27 id: 98a18d93d3 (このIDを非表示/違反報告)
Web版さん - この神作品を今の今まで知らなかったｯ！！もう最高です！主人公くんの心境とかの変化がゆっくり変わっていてとても読みやすいです！ あと「作者様って本派の人だｯ！」ってことに気づいてとても嬉しかったです！これからゆっくりではありますが一気読みしてきます！！ (2021年9月23日 21時) (レス) @page50 id: 902e47dacc (このIDを非表示/違反報告)
ネココロネ - こういう作品、ほんといいてすよね！もう、全部一気読みしてしまいました！ (2021年2月19日 7時) (レス) id: 58abb9e774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾆﾉｺｺ
| 作成日時：2019年1月24日 23時
