イケブクロの日々の中で (ページ15)

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一郎が思っていたよりも二郎と三郎は課せられた課題をクリアし、それぞれ調べたことを一郎に報告していた。
二郎も三郎も内容を聞く限り簡単な依頼調査でもないし、二郎はコミュニケーション能力を活かしてた。
三郎に関しては調べたことを資料にまとめていた。

A｢2人とも凄い…………｣

三郎｢一兄ぃ、聞くまでもないですが、僕と二郎どちらの方が勝ちですか｣

二郎｢兄ちゃん、俺だよな｣

あ、そうだった。メンバーに入れるかどうか。って話だったんだ。コレ
一郎はどうするんだろ……。と思ったときだった。

一郎｢2人を試させてもらう｣
そう言い2人にヒプノシスマイクを渡した。

A｢(2人のラップスキルを見る気なんだ)｣

二郎と三郎はキレのあるライムやフロウの技術を持っていた。流石は一郎の弟と言うところだろうか…

A｢(チームに入れるのかな…)｣

だがAの予想を上回ることを一郎は発したのだ

一郎｢俺のラップを耐えてみろ｣

A｢！！！待って一郎！！いくら何でもそれはやり過ぎじゃ…｣

二郎｢Aちゃん、大丈夫だよ。｣

A｢でも、いくら二郎と三郎でも一郎のラップを受けたら……｣

三郎｢A姉ぇ、ご心配感謝します。でも僕は大丈夫です。｣

A｢………分かった。私は部外者だから何も言わないでおくね。でも｣

二郎｢無理はしないよ｣

三郎｢A姉ぇが心配してくれている事は勿論分かっています。でも無理はしません。｣

2人とも本気なんだ。だったら私が足を踏み出すことはダメだ。見守ることにした。

一郎｢Aありがとな。…じゃ行くぜ｣

一郎はヒプノシスマイクを起動させた。
相変わらずリリックもフロウも全てのスキルにおいてやっぱり強すぎる

A｢(一郎は多分本気じゃなくて手を抜いてるけど二郎と三郎かダウンしかけてる…流石は元TDDのメンバーだ)｣

何とか二郎と三郎は立ち上がり、無事に一郎と同じチームにめでたく入ることになった。

A｢おめでとう！2人とも！！今日はお祝いしないとだね｣

二郎/三郎｢ありがとう！/ありがとうございます！｣

3人のチーム結成祝いということで晩御飯は鉄板焼きになった。育ち盛りの男達が居るからお肉大量に買わないと。