オンボロ寮の無機質男子？ (ページ23)

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連絡ページ23

ﾕｳ「大丈夫？！
いや大丈夫じゃないよね？！」

『ごめん，大丈夫だから…．』

ｱｽﾞｰﾙ「フロイド，Aさんを部屋に運んで下さい．」

部屋に運ばれました．
今は熱測らされてます．
漢字，測るであってる？⇐

ﾕｳ「体温計見せて．」

『流石に自分で読めるよ？』

ﾕｳ「Aだったら低めに嘘吐くかもしれないでしょ．」

バレてる〜．⇐

『…はい．』

ﾕｳ「え？
アズール先輩，コレ39.2度で合ってますか？」

ｱｽﾞｰﾙ「合ってますよ．
…いつからですか．」

『昨日の夕方．
寝たら治るだろと思ってたら悪化．』

ﾕｳ「言ってよ…．」

ｱｽﾞｰﾙ「取り敢えず，明日までは絶対安静ですよ．
食事はジェイドに任せます．」

ｼﾞｪｲﾄﾞ「分かりました．」

『腸内環境が改善されそうだね．』

ﾕｳ「どういう意味？
あ，いや意味は分かるんだけど…」

『キノコ料理ばっか作ってくれそうって事．』

ﾌﾛｲﾄﾞ「確かに〜．」

......

寝て起きたら朝だった．
寝たの夕方とかだったんだけど．
体調は昨日より全然良くなった．

『おはよう．』

ﾕｳ「おはよう．一応熱測ってね．」

37.5度．
平熱よりは高いけど，だいぶ下がったな．

ﾕｳ「37.5度か．
下がってきてて良かった〜．
でも，今日まで安静にしててね！」

『は〜い．』

ユウは保護者か．
…保護者に連絡しないと．⇐

ｴｰｽ「大丈夫か？！」

ﾕｳ「エース？デュースも．
どうしたの？」

『メッセージ送った？』

ﾕｳ「あ〜…
そうだった．⇐」

ﾃﾞｭｰｽ「何があったんだ？」

『色々あったけど解決したから大丈夫．』

…母さんから電話．
てか不在着信の嵐．⇐

『…はい．』

ｴﾐﾘｰ「A，コレ143回目の電話よ？！
何で出てくれなかったの？」

出なかったのはごめんだけど，電話かけ過ぎじゃない？

『まぁ…色々あって…
最終的には何とかなったから…．』

ｴﾐﾘｰ「…Aが無事なら良いわ．
明後日には帰ってくるのよね？」

『うん．
今日明日は学園に居ると思うけど，明後日にはちゃんと帰る．

もう切るよ．』

ｴﾐﾘｰ「じゃあ，また明後日ね！」

ｴｰｽ「143回…．」

『母さんだから．⇐』

ﾕｳ「態々回数数えてるんだね．」

『自覚あるのかは，まぁ…．』

ﾕｳ「数えてる自覚ないの？」

『知らない．
「〇〇回目の」みたいな事よく言うから．
普通に数えてる方が考えやすいけど，母さんだったら無自覚もあり得る．』

ﾕｳ「Aのお母さんってどんな人なんだ…．」