オンボロ寮の無機質男子？ (ページ13)

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ホリデー3 ページ13

エーデュースが帰ってから…
多分3日後．⇐
ユウからメッセージが来た．
…スカラビアに閉じ込められた？！
まだホリデーの半分いってないけど，コレは行かないと駄目だ．

『学園に行く．
もしかしたらホリデー中には帰って来ないかもしれないけど，
春休みはちゃんと帰ってくるから．』

母さんが「え〜」みたいな表情でこっち見てくる．

『分かった．
年越しには帰って，お正月は一緒に過ごそう．
(日本の感覚でいいんですかね？
サンクスギビングデーの方が良かった？)

父さん…後は任せた．⇐』

ﾉｱ「母さん宥めるの大変なんだけどなぁ．」

『行ってきます．⇐』

空間移動でスカラビア…

スカラビア，スカラビア，スカラビア，スカラビア…⇐

誰かの部屋に出てしまった…．

ﾕｳ「本当に心臓に悪いから急に出て来ないで…．」

『あ，ユウが借りてる部屋？
ラッキー．⇐』

ﾕｳ「え，運任せだったの？」

『「スカラビアの何処か」って思ってたから砂漠に出てたかもしれない．』

ﾕｳ「それでよくやろうと思ったね…．」

…抜け出すか．⇐
今協力してもらえる人ってオクタヴィネルの3人しかいないよなぁ．

『ユウ，グリム抱いて僕の隣に立って．』

ﾕｳ「？うん．」

『オクタヴィネル，オクタヴィネル，オクタヴィネル，オクタヴィネル，オクタヴィネル…．⇐』

ﾕｳ「スカラビアもそうやって来たの？！」

魔法精度高くない？！
天才かもしれない．⇐
モストロラウンジに出た．
けど，テーブルの上に出てしまった．

『ユウ，監視されてた？』

ﾕｳ「居なくなったら探されそうな雰囲気ではある．」

『じゃあオクタヴィネルに協力を求めるか．』

ｱｽﾞｰﾙ「その前にテーブルから降りて下さい．」

流石にテーブルからは降りて…

『ユウ，コレ位しか手段が無いって時には？』

ﾕｳ「アレやるの？」

『抜け出した事に気付かれた．
5人位の足音が近付いて来てる．』

ﾕｳ「耳いいね？！⇐

…あの写真，複製してたんですけど．
協力してもらえますかね？

どう？」

『いいんじゃない？』

ｱｽﾞｰﾙ「…何をすればいいんですか．」

『スカラビアで何か起こってる，しか分からない．⇐』

ﾕｳ「カリム先輩の様子が可笑しいんです．」

ｱｽﾞｰﾙ「詳しい話は後で聞きましょう．
ジェイド，フロイド．

…スカラビア寮生の皆さんにはお引取り願いますよ．」

呼んだら出て来るのは呼ばれる前から分かってたから？
…改めて2人とは出来るだけ戦いたくないと思った．