友達以上恋人未満私と貴方の関係☆ (ページ2)

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気づいてくれ…（彼ｓｉｄｅ）ページ2

俺の名前は慎二
小学校１年生からずっと一緒の刹那とは親友同士だ…。

こんなに近くにいるくせに
恋愛感情が芽生えないっていう方がおかしい。

何せ、この感情に気づいたのは小５の時だっけな－…。

俺は刹那と毎日学校に行ってんだけど

１回だけこいつとの約束破ってしまったことがあってな、

まぁ俺がダチと遊ぶ約束してしまってな…

ダチと約束する前に約束した刹那との約束…

忘れてしまったんだよな…。

それで刹那、ずっと俺の事待ってくれてたのをさ…

俺、夜の７時までダチとつるんでたわけ、で

帰り、何となく刹那が気になって待ち合わせの場所だった

ところに行ってみたわけ。

そしたら、刹那… 寒そうに肩をさすりながら待っていた。

つい俺は

慎二「お前馬鹿じゃねーの…？こんな寒いのにさ、早く帰ればいいのに」

と言った…。

刹那「慎二のバーカっ…。来るの遅いって…。」

刹那は笑いながら俺の肩をバシバシと叩いた。

慎二「来るの遅いじゃねーよｗｗ早く帰れｗ」

俺も笑いながら言った…。

刹那「あ、そうだ…これ今日翔の誕生日だったでしょ？」

は…？俺の誕生日…。今日だ…自分自身でも忘れてた。

てかダチ…覚えてなかったなｗｗ後で覚悟しとけよｗ。

震える手で渡してきた刹那…手におさまるくらいの小さな箱…

そ－っと開けてみた。青色の十字架のストラップだ…。

慎二「…ありがとな…」

少し照れくさかった… 女の子からプレゼント貰うの…初めてだったから。

刹那「いえいえ…喜んで嬉しい…」

笑顔で俺を見た刹那…

ドキッ…。

たぶんこの時俺は刹那に惚れたんだ…。

好きだよ…刹那…。

中１になってもお前とは親友同士…。

少しずつでもいいから俺の気持ちに気づいてくれ…。