【ハイキュー】君の知らない僕 ２ 【東京喰種】

本当の僕 ５８ ページ8

貴方「そんなんですか。朝練は大丈夫なんですか？」

この時間なら、間に合わないだろう

まぁ、これが始発だからどっちにしたって間に合わないんだけど

日向「昨日キャプテンに連絡入れてるんで、大丈夫っす！」

澤村先輩のことかな？

貴方「なら、よかったですね。日向は昨日何か見ましたか？」

ハト見てたなら

最悪あの光景も見ているはずだ

そう思い僕が聞くと

………日向は黙ってしまった

見たのか？

日向「………昨日警察っぽい人を見ました。」

顔が下を向いてる

なら、あのシーンも見たんだ

貴方「他には何か見ましたか？」

そして、深く問い詰めると

日向「人が殺されるところを見ました」

僕がいたところかな

貴方「その場で僕見ましたか？」

そう言うと僕の顔を見て

日向「A先輩って呼んだけど、聞こえてなかったみたいっす」

なら、あの場所で僕のことを見て僕のことを呼んだのか

貴方「気付かなくてすみませんでした。」

そう謝ると

日向「東京ではアレが普通なんすか？」

そう聞かれた

………普通になりつつあるかもね

貴方「普通ではないですけど、馴染みつつありますね。」

そうなったら僕らが殺させるのが

当たり前になるのかな

そんな事が起こったら僕らは普通に過ごせるのだろうか

僕の気は保つのだろうか

壊れてしまうのではないだろうか

日向「そんなのっ………おかしいですよ」

何も知らない人はそう言えるんだろう

貴方「そうだといいですね」

全てを知っている人は当然だとでも言うのだろう

日向「どういうことですか？」

なんでそんな真剣な目で聞いてくるんだろう

関係ないのに

普通なら同じ目にあいたくないから

知らんぷりするのに

貴方「喰種って聞いたことありますか？」

少し僕らのことでも話そうかな

まだ、時間あるんだしね

自分の事話すなんて得意じゃないんだけど

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だって【話す】ことなんて無いんだから

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