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YGside
ジミンが朝からおかしい。
ケータイをチラチラ確認してはソワソワ動き回って。
犬かよ←
YG「なぁ、ヒョン。ジミンおかしくないっすか?」
JN「うぇ?!?!んっと...いつも通りじゃない?」
声裏返してまでびっくりするか?
YG「ヒョン。何か知ってるんでしょ。」
JN「し、知らないっ!」
YG「ヒョン」
JN「ヒッ!!!!!じ、実は...」
呆れた。
ジミンのやつ。
でももう少し早く聞いとけばよかった。
ジミンが出てってから30分も経ってた。
YG「ヒョン。あいつが行った場所わかりますよね?」
JN「あ、うん。いつも行くあのカフェ」
YG「たくっ...ヒョンも夜覚えておいてくださいね。」
こんなに走ったのは中学のバスケ部以来だと思う。
オレもおじさんになったのか。
タバコやめるか...
店に着くと目に入る2人。
ジミンが歯を食いしばって何かを言ってる。
セヨンは清々しそうにコーヒーをすすってる。
おいおい。俺の可愛い弟いじめるなよ。
SY「言っておくけど私はこうなる事を望んでした事なの。
何のために大邱からわざわざ長期期間仕事休んで出てきてると思ってるの?
私は今でもユンギが好き。愛してるの。その愛の形が歪んでたとしても。」
本当に歪んでる。
いつの恋愛引きずってんだよ。
YG「お前がどう頑張っても俺はもうお前の事は一生愛すことは無い。」
目が飛び出るくらい驚いてるふたり。
SY「ユンギっ!」
YG「おいこら餅。何勝手な真似してんだっ」
糸目が丸々な満月みたいな目になってるのがまた憎たらしいくらい可愛い。
JM「ごめんなさい。でもヒョンとAちゃんが辛そうにしてるのはもう見てられなくて...」
YG「心配させて悪かったな。」
弟にまで心配させてるなんて恥ずかしいな。
YG「おいセヨン。いい加減ガキの頃の恋愛なんかに目覚ませよ。
お前いい年したおばさんだろ?」
SY「お、おばっ、、、」
YG「悪いけどお前との恋愛もそれ以降の恋愛も俺にとってはお遊びだった。」
SY「ひどい!」
YG「あぁ。確かにひでえな。でも悪い。もう大邱に帰ってくれ。幸せにしてやれなくてごめん。」
頭を下げて本心を伝えた。
SY「もうわかったわよ。愛してたわ。」
YG「ありがとう。」
ピンヒールをカツカツ鳴らしながらカフェを出ていった。
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あっぷる - 知らない内に涙が出てました!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年3月20日 19時) (レス) id: 60b9dd190d (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - #ユンミユさん» ありがとうございます (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - ゆんぎゆんぎさん» ありがとうございます。新しいユンギの作品を準備しておりますので、また見に来ていただけたら嬉しいです。 (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
うぃむ。(プロフ) - すももさん» ありがとうございます (2018年9月30日 4時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
すもも(プロフ) - この物語すごく大好きです!! (2018年9月30日 0時) (レス) id: df552f84fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むう | 作成日時:2018年6月7日 21時