100ｍ ページ50
ある日を境にarmyが帰ってこなくなった。
これをチャンスに逃げてやりたかった。
でも未だにロープが抜けない。
何日経ったんだろう。
今まではちゃんと貰えてたご飯も水も貰えなくて、ちょっと意識が飛びそう...
「うぅ...ユンギ...」
ガチャっ！
あれ、、、army帰ってきたのかな、、、
YG「Aっ！Aっ！どこだ！」
あれ？ユンギの声が聞こえる...
お腹すきすぎてついに幻聴？笑
ガチャっ
YG「Aっ！」
「ゆ...んぎっ？」
YG「あぁ...そうだよ。よく頑張ったな。帰ろ？」
「ごめ...んね...？」
ここから先の記憶がなくなった
「んぅ...？」
どこここ。
あの真っ暗な部屋とは打って変わって、目をひそめるほど眩しいくらいの白。
YG「A...？」
「ユンギ？」
YG「Aっ！」
ずっと求めてたユンギの温もり。
抱き締められたとわかるまでそう時間はかからなかった。
「うぅ...ゆんぎぃ...会いたかった..ﾋｯｸ...めぃわく...かけてごべんでぇぇぇ...」
YG「もういいよ..お前もよく頑張ったな。怖かったろ？辛かったろ？」
口に出したら涙が止まらなくなりそうだったから、思いを手に込めて思いっきりユンギに抱きついた。
YG「落ち着いたか？」
あれからどのくらいの時間泣いてたんだろう。
ユンギの胸は私の涙で水溜りを作っていた。
YG「警察が事情聴取したいって。出来るか？」
「うん。でも、ユンギも一緒に居て？」
YG「あぁ。」
それから一つ一つ全てのことを話した。
警察からはあのarmyは逮捕されて懲役3年だそう。
防弾と私に近づかないと約束した。
私は栄養失調で倒れ、腕も包帯でぐるぐる巻きだった。
YG「ごめん。怖い思いさせて、」
「ううん。逆に仕事休ませてごめんね。」
YG「大丈夫。あと少し休みもらったから退院したらどこか旅行に行こうか。」
「え？いいの？」
YG「Aが良かったらだけど。」
「行く！行きたい！」
YG「じゃあ、どこ行きたいか決めとけよ？」
「うん！」
YG「今回の事で俺の事嫌にならなかった？」
「なるわけないじゃん。ずっとユンギが恋しかったし、助けに来てくれた時もう絶対離れたくない。って思った。」
YG「そうか。よかった。もう絶対離さないから。」
付き合った時のようにどこにも行かぬよう、お互い隙間なく抱きしめ合った。
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むぅ(プロフ) - nayonさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。 (2018年4月7日 13時) (
レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
nayon - おもしろいです！更新楽しみに待ってます！これからも頑張ってください！ (2018年4月7日 12時) (レス) id: f2de34e955 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - はらさん» あ、すみません。前作の感覚で書いてました。 (2018年4月6日 12時) (レス) id: c574b5e0ae (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外して下さーいちゃんとルール守って下さーい (2018年4月6日 9時) (レス) id: c832a5d057 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むう | 作成日時：2018年4月6日 1時
