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YGside



YG「どうせカトク交換しよって言っても今スマホ持ってないだろ？それに、夜遅いしどうせ一人で帰るんだろ？散歩がてら送る。」


もっとジミンとかジニヒョンみたいに優しく言ってやりてえけど、どうすればいいか分からなくてまたこうやって刺すような言葉しか出てこない。


情ねぇなぁ。俺。




「いや、悪いしいいよ。」


俺と帰るの嫌なのかな。



でも、ここで引き下がったらもうチャンスない気がする。



YG「悪いとかじゃなくて、今曲作り行き詰まってるから、息抜きの散歩だっつってんだろ。お前のこと心配溶かしてるわけじゃねーし、悪いとか思ってねーから。」



「......」


頼むよ。俺にチャンスくれよ。



YG「...../////」


は、恥ずかしい。

なんだよこの間は！！！！！


しかも何も言わねーでずっと俺のこと見てるし。


可愛いかよ←



「ﾌﾟｯ笑笑わかりました笑じゃあ、その息抜きとやらに甘えさせていただきます笑」

やった！！！！！！


よしっ！！！よく頑張った俺！


YG「(ぱぁぁっ)...おう。」






YG「んで、何時に終わるんだよ。」


「あー、、、」


22:50


結構な時間話させちまったな。。。。


悪いことさせちまったな。


防犯カメラもあるしこいつ怒られないかな。



「あと10分で終わります」



YG「そうか。じゃあ１回事務所戻って表で待ってるから。」



「はい。あ、タバコ1点で460円です」



YG「あー、はいはい。」



「ありがとうございました〜」


本来の目的忘れてた笑


事務所に向かう足がこんなに軽やかになったのは多分事務所と契約以来だな笑


財布とタバコとキャップとマスクとケータイを持って立ち鏡の前に立ってチェックする。


「俺、何やってんだろ。」


こんな柄でもねぇことして。


しかもいい歳して。


相手は多分大学生。


「もっとかっこよかったらなぁ」


いや、でもあいつ芋と馬がかっこいいって言ってたんだから、趣味悪そうだな←


コンビニについて暇つぶしにタバコ吸ってたら



「不思議な人だなぁ〜」


ビクッ!!!!!


びっくりしたー。


てか、、、


YG「なにが。」



「うぇっ？！？！」



こいつ、また気付いてなかったのか笑笑



YG「ｸｯｸｯｸwwwwww」



やべー笑マジで面白い笑

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