晴笑高校へようこそ！ (ページ7)

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4話ページ7

『ただいま～』

母「なんで分かってくれへんの！私は大変なんよ！」

どないしたんやろ。

父「僕やって、仕事しとるんやで？誰が金出しとると思っとんや！それくらいやってくれ！」

母「出してへんやん！Aの学費も借金してるやん！」

そっと、家から出る。

またか...最近ずっと喧嘩しとるなぁ...

はぁ...

『ただいま～!!』

母「おかえり～！」

父「おかえり」

母「どこ行くん？」

『疲れたから寝る～。』

母「わかった。ご飯出来たら呼ぶわ。」

『ありがとう。』

私の部屋は階段を上がり2階にある。

制服のまま布団に倒れた

『はぁ...』

ﾋﾟｺﾝ

『ん？あ！先生や！』

卒業式の時にLINE交換した。

先生A今日高校初日やろ?どうだ?
A楽しいです
先生そうか!それは良かったわ!
A担任の先生が中学同じで先輩やったんですよ!
先生え!?そうなん!?話しやすいやん。
Aはい!あと関西出身の先生多くて落ち着きます
先生晴笑は校則がそこまで厳しくないしゆっくり自由に暮らせるやろ?
Aはい!いい高校教えてくださってありがとうございます!
先生いいえ～、ひとまず元気そうで良かったわ。なんかあったらすぐ連絡するんやで?中学の時と変わらず相談乗るから。
Aありがとうございます。
先生ほなな
Aはい!

やっぱりいい先生やわぁ～。

母「もう離婚よ！」

父「あぁ、そうやな。そんな言うんやったらそうしよう。」

母「Aの世話は貴方がやって。」

父「は！？それはお前の担当やろ？」

母「もう疲れたのよ！」

聞きたくない。私のことで喧嘩しないで。

私が居なくなれば、お父さんとお母さんは仲良くなるんかな。

私が居るから。

"×「お前ははよ消えろ」"

消えたい。。

腕から赤く滴る。

こんなことで消えないのに。

痛い。この痛みもムカつく。

私が居なくなれば...

気づいたら意識がなかった。

またか。

母「A！」

『お母さん。』ﾊﾞｼｯ！

母「あんたはどんだけ迷惑かければ気が済むん！？」

『ごめんなさい...』

父「A、なんでこんなことした」

『...ごめん』

母「はぁ...ご飯できたから食べるわよ！」

『はい...』

父「行こ」

また迷惑かけてしまった。