それから ページ5
それからというもの、私は事ある毎にジュンフィくんと接触を図ろうと試みたが、チキンでヘタレな私は結局残りの数ヶ月間何もすることができず、杜撰な結果に終わった。
でも、唯一バレンタインだけは行動に移すことができた。
ジュンフィくんの下駄箱の中の大量のチョコレートの中に、私の物も混ぜておいた。
他のチョコレートに紛れているし、名前なんて書かなかったから本人は気付いていないと思うけど。
名無しなのは怪しかっただろうかと、今では少し後悔もしている。
だから、２年生になってもしクラスが別れてしまったら、私はもうジュンフィくんと関わりを持てなくなってしまう…！
ただでさえ同じクラスでもあぁだったのに！
サラ「……あぁ、お腹が痛い原因はジュンくんか」
サラは私とジュンフィくんを交互に見遣って「なるほど」と頷いている。
……「ジュンくん」だなんて、そんな親しい間柄でもないのに馴れ馴れしいと思うんだ。だから私は未だに「ジュンフィくん」呼び。
サラ「なれると良いね。ジュンくんと同じクラス」
皮肉っぽく言うサラ。
『ごめんて。もちろんサラとも一緒が良いよ』
サラ「あたしはおまけかよ」
若干拗ねてしまったサラの腕に抱き着きながら、クラス表を見に行く。
ここまで来てしまえばもう意味はないけど、手を合わせて神様に願う。
神様、どうかお願いします。
どうか……ジュンフィくんと……！！
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琉花(プロフ) - すななさん» 嬉しいです……！逆に私はこのコメント読んでニヤニヤしてます← コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年3月11日 18時) (
レス) id: 37bceb1891 (このIDを非表示/違反報告)
すなな - すごく面白くて、このお話を読むのが日課になりそうです笑 1人ニヤニヤしながら読んでます(( ジュンペンなのですごく嬉しいです(ごめんなさい語彙力がないもんで）頑張ってください!! (2020年3月11日 17時) (レス) id: 4e722165d1 (このIDを非表示/違反報告)
琉花(プロフ) - 美亜さん» コメントありがとうございます！このまま青春させられるように(日本語おかしい)頑張ります！！ (2020年3月11日 1時) (レス) id: 37bceb1891 (このIDを非表示/違反報告)
美亜 - この作品面白くて好きです！青春小説めっちゃ好きなんで更新頑張って下さい！ (2020年3月11日 0時) (レス) id: 20099db12a (このIDを非表示/違反報告)
琉花(プロフ) - えいさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて感謝感激です……！更新頑張ります！！ (2020年3月10日 13時) (レス) id: 37bceb1891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉花 | 作成日時：2020年3月6日 21時
