検索窓
今日:7 hit、昨日:18 hit、合計:37,790 hit

第7話 ページ8

あの後私はどうやって帰ったのか覚えてないほど放心状態だった




気づいたら家にいた




初めてのキスがあんなシチュエーションなんて最悪だ




「大丈夫?お風呂沸かしといたよ」




「ご飯作ったけど食べれそう?」




「洗濯干しといたよ」





いつもは家事なんてやらない兄がここまでやるんだ、相当私の状態が良くなかったんだろう




お礼もいえず、ただ悲しみに昏れることしか出来なかった




あーなんか、また涙出てきた





『ぐすっ、』




「A、こっちおいで」




お兄ちゃんは大きくて暖かい




安心感からどんどん涙が出てくる





「いっぱい泣きな」




そう言って頭を撫でてくれる




高校に入ってからいっぱい反抗しちゃってごめんなさい




勝手に心の中で反省会をして瞼を閉じた





_________





Aが寝たのを確認したあと、そっとベッドに寝かせる




そして俺はレオに電話した




「レオ、どう?」




《とりあえず退学でいいか?》




「うん、よろしくー」





レオに頼めばパパーッと消してくれるしほんと楽〜





《Aは?大丈夫そうか?》




「なんとか、今は寝てる」




《そっか、なら良かった》




《また同じようなやついたら困るし、俺のSP1人付けるか?》




「んー、それはいいや」





《なんで?》




「俺とレオで守ればいいでしょ?」




《ったく、お前ってやつは...》




そして通話終了





寝ているAに俺は



















_______そっとキスをした

第8話→←第6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (109 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
372人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

成瀬の瀬(プロフ) - らーさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張ります! (2023年3月25日 0時) (レス) @page6 id: d3e2b976ed (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:成瀬の瀬 | 作成日時:2023年3月24日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。