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メランコリー 7 ページ8

ここで出てくる感情が「何やっているんだろ」である。

まるでこの2人が仲よくすることを好まないかのような行動をしている

いやいや、これじゃあまるでほんとに翔太に恋をしてるみたいじゃないか…

…いやいやいやそれはない

変な事を考えてしまったのでとりあえずクッションを翔太にぶつけておく

…あ、唸ってる


全くと言っていいほど正直になれない自分に腹を立てつつ、ちらりと時計を見てみればもう遅い時間

「あー…どっちも帰れ早く」

これ以上居座られたら気が気ではなくなってしまう

しっし、と手で追い出すようなジェスチャーをやれば、何かを察したようににやにやしだす萌愛。

「わかりました〜!はやくかえりま〜す!翔太くんいこっ?」

まるで見せつけるようにして翔太と手を繋ぎだす

「え?うん。ばいばーい」

……多分翔太は何気なしに手を握り返している

何なんだこの2人。いや、それにイライラしている自分はもっとなんなんだ。

この2人から視線をそらし、また別のゲームを始めようとコントローラーを持った瞬間だった

「……なんでため息ついてるの?」

「んあっ!?」

耳元で聞こえたのは、幼なじみの声だった

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設定タグ:歌い手 , 天月   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:るなは | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Runaha1/  
作成日時:2018年5月4日 17時

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