孤独 ページ22
ヴォルデモート｢お前は私と同じだ｣
A｢一緒にしないで！！！！｣
ヴォルデモート｢心の奥に閉じこもり
誰にも扉を開かない
周りを見てみろ
誰もお前を愛する者はいない｣
A｢っ…………………………｣
ヴォルデモート｢皆の目を見てみろ
俺様の元に下ったお前を恨んでいるぞ？｣
A｢っ…………………｣
皆｢っ…………………………｣
ヴォルデモート｢ハリーにも言われただろう？
余計な事をしたから俺様の力が増したと｣
A｢私は皆を守りたかった……｣
皆｢…………………………………｣
A｢ごめんなさい……｣
皆｢…………………………………｣
ヴォルデモート｢誰も答えてくれぬな
お前は私と同じく孤独なのだ
全ては手紙が届いたあの瞬間から始まった
そしてそれはお前を解放してはくれない
死ぬ瞬間まで暗闇へ引きずり込むぞ
だが俺様がいる
俺様は手を差し伸べ傍を歩いてやろう｣
ヴォルデモートは私に手を伸ばすと私は皆を見た
皆｢っ………………………………｣
A｢私は孤独だった………
誰と話しても……｣
皆｢………………………………｣
A｢誰に好きだと言われても｣
マルフォイ｢……………………｣
A｢心は落ち着かなかった
誰も私を………
私として見てくれてなかったから……｣
皆｢…………………………………｣
A｢私とハリーの違いは……
自分自身を見てくれる友達がいたこと
伝説の子としてじゃなく
1人の人間として……｣
ハーマイオニー･ロン｢…………………………｣
A｢ハリーと寮が分かれて
今まで以上に孤独になった
マルフォイが沢山話しかけてくれたけど
それは……私だからじゃない｣
マルフォイ｢……………………………｣
A｢私の中にあるどうでもいい魔法を
あなたが狙ってたから……
ルシウスさんがマルフォイに
私に近づけって言ったから近づいた
私自身を見てた訳じゃない｣
ルシウス｢……………………………｣
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作者名：Runa | 作成日時：2024年2月24日 0時
