ポッター少女は恋をする《死の秘宝》 (ページ14)

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分霊箱ページ14

私は誰も傷ついてない事を祈る事しか出来なかった

ベラトリックス｢お前何のつもりだ！！！！！！｣

ベラトリックスは私の首を掴み床へ押し倒した

A｢ハリーが死ねば力を渡すとは言ったけど
邪魔をするなんて一言も言ってない

私はハリーが殺されないよう
これからもハリーに手を貸し続ける｣

ベラトリックス｢闇の帝王が聞けば命は無いぞ！！｣

A｢じゃあ殺して分霊箱が壊される時を
怯えながら待てばいい！！！！｣

ベラトリックス｢っ……………………｣

A｢気づいてるんでしょ……？

幾つの分霊箱が壊されてるか……

あと何個…分霊箱が残ってるかしら？｣

するとベラトリックスは
私を掴むと部屋へ入れドアを閉めた

A｢はぁ…………｣

私が着いていけばマルフォイ達の命は無かった

こうするしか無かった……

数日後

ドアが開くとヴォルデモートが部屋へと入ってきた

A｢っ！！！！！｣

ヴォルデモート｢ハリーを逃がしたそうだな｣

ヴォルデモートはダンブルドアの杖を持ち
触りながら言った

A｢だから何？｣

ヴォルデモート｢グリンゴッツへ向かうぞ｣

ヴォルデモートは私の手を掴むと
姿くらましでグリンゴッツへと向かった

ベラトリックスの金庫にあった分霊箱は
無くなったらしくヴォルデモートは
ゴブリンや職員を皆殺しにした

A｢うっ……おえっ……｣

私は蹲り床へ吐くと
ヴォルデモートはパーセルタングでナギニに語りかけた

ヴォルデモート｢小僧が秘密を知った

我らの身が危険だ

全軍で奴を捜し出せ｣

A｢自業自得よ

死が近づいてる

死ぬのはお前だ｣

ヴォルデモート｢……………ナギニ…

俺様の傍を離れるな……｣

するとヴォルデモートの私の手を掴み腰を引き寄せた

ヴォルデモート｢大したものだ

この数ヶ月俺様に心を開く事無く毒を吐き続けて

常人であれば1日と持たないというのに

怯えるのはお前も同じだ

分霊箱の1つはお前が必死で守ろうとしているものだ｣

A｢っ………………………｣

ヴォルデモート｢ハリー･ポッター｣

A｢っ！！！！！！！｣

ヴォルデモート｢分霊箱を全て壊すという事は
ハリーの死を意味する

私の勝ちだ

お前はどう足掻いても
俺様に不死の力を渡さなければならない

その後の事はまた後で考えるとしよう｣