死の呪文 ページ10
ムーディ｢次は何をさせる？
身投げとか？｣
蜘蛛は私のローブから出ると壁にぶつかった
ムーディ｢溺れさせるか？｣
ムーディは蜘蛛を
水の入ったバケツへ入れようとすると
手の中へ蜘蛛を戻した
ムーディ｢多くの魔法使いがこう言った
自分の悪事は全てこの服従の呪文によって
例のあの人に無理強いされたのだと
だが果たして…それが嘘か誠か……
どう見分ける？｣
A｢……………………………｣
ムーディ｢さて……後の呪文は？｣
皆は手をあげるとネビルはゆっくり手を挙げた
ムーディ｢ロングボトムだな？
立て｣
ネビルは立ち上がった
ムーディ｢スプラウト先生に聞いたぞ
薬草学が得意だそうだな｣
ネビル｢えっと………後は……磔の呪文です｣
ムーディ｢そう！
その通り！！
来い！！
さあ！！｣
先生はネビルを前に来させ蜘蛛を机に乗せた
ムーディ｢身もすくむぞ！
拷問の呪文だ
クルーシオ｣
A｢っ………………！！｣
蜘蛛はキィィィと鳴き声をあげ苦しみ
ネビルは辛そうな表情を浮かべた
A｢やめて………｣
ネビル｢っ……………！！！！｣
A｢やめてください！！
ネビルが辛そうです！！
やめて！！！！｣
先生は杖を戻すとネビルを見た
A｢っ………………………｣
先生は私の前に立ち教科書の上に蜘蛛を乗せた
ムーディ｢では許されざる呪文の最後の1つは？｣
私は俯き涙を流した
A｢分かりません…………｣
ムーディ｢お前は知っているはずだ………｣
A｢っ…………………………｣
ハリー｢A…………………｣
マルフォイ｢…………………………｣
A｢………………死の……………呪文です……｣
私は震える声で答え先生は杖を蜘蛛に向けた
ハーマイオニー｢やめて！！！！｣
ムーディ｢アバダケタブラ！！｣
A･ハリー｢っ……………………………｣
ムーディ｢死の呪いだ
これを受けて生き延びたのはたった2人
今ここにいる
A･ポッターとハリー･ポッターだ｣
A｢グスッ…………っ………｣
授業が終わると私は吐き気を催し
教科書を置いたまま教室を出ていきトイレへと走った
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作者名：Runa | 作成日時：2024年2月20日 10時
