信じてた ページ35
A｢ダンブルドア校長…………｣
ダンブルドア｢さて…………
この退学届けは破棄しても構わんかね？｣
A｢…………………………はい｣
ダンブルドア｢では帰る準備をしておいで
また新学期に元気な笑顔を見れるのを
楽しみにしておるぞ｣
A｢ありがとうございます｣
私は微笑むと頭を下げた
校長室を出ていき帰る準備を済ませると
荷物を持って談話室へと降りた
マルフォイ｢A………………｣
A｢っ………………………………｣
私は振り向き寮を出ようと歩いた
マルフォイ｢話をしよう｣
A｢…………知ってたの…………？｣
マルフォイ｢知ってたって…？｣
A｢…………ルシウスさんがデスイーターだって｣
マルフォイ｢っ………………………………｣
返事をしないマルフォイに
私は悲しくなり目に涙を溜めて振り返った
A｢信じてたのに！！！！｣
マルフォイ｢………………………………｣
A｢最初から私をヴォルデモートに
引き渡すつもりで近づいたんでしょ！！｣
マルフォイ｢違う…！！｣
A｢もう何も信じられない……
さようなら｣
私はネックレスを外すとマルフォイに返し
カバンを持って寮を出た
ハリー｢準備終わった？｣
寮の外ではハリーが待っていた
A｢ハリーのカバンは？｣
ハリー｢もう預けてきた
持つよ｣
A｢ありがとう｣
マルフォイ｢ちょっと待ってくれ！｣
A･ハリー｢……………………………………｣
マルフォイは寮から出てくると私を引き止めた
A｢マルフォイ…………
私の答えは変わらない｣
マルフォイ｢っ………………………………｣
ハリーは私の手を引くと階段を降り
地獄へと帰った
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作者名：Runa | 作成日時：2024年2月20日 10時
