ポッター少女は恋をする≪炎のゴブレット≫ (ページ24)

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第2種目ページ24

ーハリーsideー

ネビルは僕にエラコンブを渡した

ハリー｢絶対だね？ネビル｣

ネビル｢もちろん！｣

ハリー｢1時間持つの？｣

ネビル｢多分……｣

僕とネビルは会場へ向かいながら話していた

ハリー｢多分？！｣

ネビル｢薬草学者の間でも意見が分かれてるんだ

塩水の場合と真水の場合では…｣

ハリー｢今になってそんな事言うなよ！

冗談じゃないよ！｣

ネビル｢僕……力になりたくて……｣

ハリー｢ロンやハーマイオニーよりは頼れるみたいだ

あの2人どこ行ったんだ？｣

ネビル｢ハーマイオニーは分からないけど
ロンは先に会場に向かったよ！｣

ハリー｢Aは恐らくマルフォイといるだろうね！｣

ネビル｢ハリー緊張してるみたい｣

僕は不安から早口になりキョロキョロしていた

ハリー｢まさか！｣

そして僕らは船に乗り湖の真ん中に立つ塔に降りた

ダンブルドア｢いよいよ大臣の課題じゃ

昨夜代表の諸君はあるものを盗まれた

大切なものじゃ

4人から盗まれた4つの宝は湖の底に眠っておる

各代表はその宝を見つけ水面に戻ってくる事

これだけじゃ｣

僕達は湖の前に立つと
ムーディ先生は小声で話しかけてきた

ムーディ｢そいつを口に入れろ｣

僕はエラコンブを口へ入れると
ヌルヌルした食感が気持ち悪く
なかなか飲み込めず吐き気を催した

ダンブルドア｢ただし許された時間は1時間

1時間きりじゃ

それを過ぎるとどんな魔法も役にはたたん

では大砲の合図でスタートじゃ｣

会場には大砲の音が鳴り響き
皆は湖の中へ入り僕はエラコンブを飲み込み
苦しんでいるとムーディ先生は
僕の背中を突き飛ばした

体に異変を感じ首を触るとエラが出来ていて
手足には水掻きが付いていた

ハリー｢っ………………やった………

やった〜！！！！！｣

僕は水面へ泳ぎ
空中で一回転すると湖へ戻り宝を探した

しばらく進むと藻が伸び奥からは歌声が聞こえてきた

藻の中へ入るとフラーの姿が見え先に進んだ

すると後ろから何かが向かい僕は避けた

前には人魚の姿が見え僕は後を追いかけた

藻を抜けるとゲートがあり無数の人魚に囲まれて
Aとハーマイオニーと
チョウとフラーの妹が紐で繋がれていた

僕はAの繋がれている紐を解くと
セドリックは杖を出しチョウの紐を切った