ポッター少女は恋をする≪賢者の石２≫ (ページ8)

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砕かれた賢者の石ページ8

ハリー｢石はどうなったんですか？｣

ダンブルドア｢慌てるでない
石は砕いてしもうた

ニコラスとワシで話し合って
そうするのが1番だと決めたのじゃ｣

ハリー｢それじゃあニコラスは死んでしまうんですか？｣

ダンブルドア｢生命の水は
死の備えをするくらいの蓄えはある

その後死ぬ事になろう｣

ハリー｢僕はどうやって石を？
鏡を見てたら急に手の中に｣

ダンブルドア｢あぁそれはな
石を得られるのはあの石を探し求め
見つけても使おうとは思わない

そういう者だけが手にする事が出来るのじゃ

どうじゃ？
なかなか思いつかんじゃろうが
ここだけの話だがな
我ながら良いアイデアじゃ｣

ドヤ顔で話すダンブルドア校長に
私とハリーは顔を合わせ笑う

ハリー｢石が無ければヴォルデモートは
二度と戻って来ないんですね？｣

A｢………………｣

ダンブルドア｢残念じゃが戻る方法はまだある｣

ハリー｢………………｣

ダンブルドア｢ハリー
どうしてクィレルが君に手を出せなかったか分かるかね？

お母さんのおかげじゃよ
命と引き換えに君たちを守り
それが君たちに印を残した｣

A｢この傷の事ですか…？｣

ダンブルドア｢いや…目に見えない印じゃ
君たちの肌にそれが残っておる｣

ハリー｢どんな印なんですか？｣

ダンブルドア｢愛じゃよ｣

A｢愛…？｣

ダンブルドア｢君たちにも分かる時が来る

いずれな｣

ダンブルドア校長は私とハリーの目を見ると
優しく頭を撫でた

ダンブルドア｢おやバーティボッツの
百味ビーンズじゃないかね｣

ダンブルドアはハリーへの差し入れから
百味ビーンズを手に取ると懐かしそうに見ている

ダンブルドア｢ワシは若い時
ゲロの味に当たってしまってのう

それ以来嫌いになってしもうた

でもこのタフィーなら大丈夫そうじゃ｣

ダンブルドアは
美味しそうなビーンズを取り出し口に入れる

ダンブルドア｢ん〜なんと！
耳くそ味じゃ！｣

そういうとダンブルドアは医務室を出ていった