禁じられた廊下 ページ6
？？？｢A…A！！｣
A｢.……ん…｣
誰かに声をかけられ目を覚ますと
ダンブルドア校長が私を起こそうと
身体を揺らしていた
A｢ダンブルドア…校長…？｣
ダンブルドア校長の顔を見ると
ぼんやりとした意識がだんだんとハッキリし
ハッと身体を起こす
周りを見ると炎に囲まれていて
目の前には大きな鏡が立っている
階段の所にはハリーが横たわり
近くに石が転がっていた
A｢ダンブルドア校長…ここは！？｣
ダンブルドア｢ここは3階廊下の禁じられた部屋じゃ｣
A｢私どうしてここに……
ハリーは！？｣
ダンブルドア｢大丈夫…無事じゃ
クィレル先生はヴォルデモートの手先でな
君を攫い賢者の石を奪おうと考えたのじゃろう
ハリーがいち早く気づき
クィレル先生を倒し賢者の石を守ったのじゃ」
A｢どうして私を攫うんですか？
殺そうとしたんじゃないんですか？｣
ダンブルドア｢ヴォルデモートの目的は分からんが
殺そうとは思ってなかったはずじゃ
ハリーと君の体を見てみなさい｣
ダンブルドアの言う通りハリーと私の体を見ると
ハリーは傷だらけで私の体には傷1つ付いて無かった
ダンブルドア｢殺すつもりならハリーが来る前に
君を殺していたはずじゃ｣
A｢私………ヴォルデモートは死んだんですか？｣
ダンブルドア｢残念ながら死んではおらん
また君は狙われるだろう｣
A｢どうして………｣
ダンブルドア｢大丈夫じゃ
心を強く持つのじゃ
大切な者を守るという強い心をな
その心があれば
ヴォルデモートを再び打ち砕く事が出来るじゃろう｣
A｢分かりました｣
ダンブルドア｢良かろう
では君とハリーを医務室へ運ぼう
マダム･ポンフリーが
居なくなった君を心配してるのでな｣
そういうと私とダンブルドア校長は
ハリーを医務室へ運んだ
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作者名：Runa | 作成日時：2023年7月4日 12時
