ポッター少女は恋をする≪賢者の石２≫ (ページ3)

今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:1,158 hit

賢者の石ページ3

ファング｢うぅぅぅ…｣

A｢ファングどうしたの…？｣

怯えるファングの視線の先を見ると
そこには倒れたユニコーンが居た

A｢マルフォイ
ユニコーン見つけたよ！｣

駆け寄ろうとしたその時ユニコーンの奥に
黒いマントが見え私は足を止めたその時

A｢いっ…ハ…ハリー…！！｣

黒いマントの人影を見た途端
傷がズキンズキンと痛みを放ち
ハリーの方を振り返る

ハリーも傷が痛む様で額を押さえていると
黒いマントの人影がこちらに気づき立ち上がる

A｢あ…ぁ…｣

恐怖で声を出せず逃げようと
後ろに下がると私は木の根っこに躓き転んでしまった

早く逃げなければ
分かっているのに足を捻ってしまい
体は言う事を聞かず立ち上がる事が出来ない

その様子にお構い無しに近づいてくる人影に
マルフォイは叫び声を上げ走り去ってしまった

ハリー｢A！！｣

黒いマントは私の方へゆっくりと近づいてくる

もうダメだ
そう思い目を閉じると誰かが飛び出し人影を追い払った

A｢っ！！！！｣

ハリー｢A大丈夫！？｣

？？？｢A･ポッター
ハリー･ポッター
森から出なさい
森の者は君達を知っている

今この森は安全じゃない
君たちは特にね｣

ハリー｢さっき僕達を襲ってきたのは何だったの？｣

？？？｢恐ろしい怪物だよ
ユニコーンを殺すのは大きな罪だ
ユニコーンの血を飲めば
死にかけた命も甦らせる事が出来る

だが代償は大きい
純粋な生き物を殺し
その血が唇に触れた瞬間からその者は呪われる

生きながらの死だ｣

A｢そこまでして誰が生きたいの…？｣

？？？｢誰だと思う？｣

ハリー｢もしかしてさっき
あのユニコーンを殺してその血を飲んでいたのは
ヴォルデモートだったの？｣

？？？｢今学校に何が隠されているか知っているかい？
2人とも｣

ハリー｢賢者の石…｣

A｢賢者の石って何なの…？
ハグリッドの小屋で話してた石は賢者の石の事なの？｣

ハリー｢A説明するよ
でも…｣