ポッター少女は恋をする≪賢者の石２≫ (ページ2)

今日:6 hit、昨日:12 hit、合計:1,160 hit

ユニコーン探しページ2

A｢ハグリッド……怖いよ｣

ハグリッド｢大丈夫だ
皆離れるなよ｣

そして私達は奥へと進んでいく

ハグリッド｢ちょっと待て｣

ハグリッドはしゃがみ
銀色の水溜まりを触りそれが何なのか見る

ハリー｢ハグリッド…それは何？｣

ハグリッド｢探してたものだ
見ろユニコーンの血の跡だ

この間も1頭死んどった
こいつはだいぶ酷い怪我をしとるらしい｣

その時森の奥から
ガサガサと何かが動く音が聞こえてくる

A｢っ……！！｣

ハグリッド｢いいか？
俺たちで傷ついたユニコーンを見つけるんだ

ロンとハーマイオニーは俺と来い｣

ロン｢分かった…｣

ハグリッド｢Aはハリーとマルフォイと一緒に行け｣

A｢グスッ…グスッ……｣

マルフォイ｢OK！
じゃあファングを貸して！｣

ハグリッド｢良かろう
言っとくがファングは臆病だぞ｣

ファング｢うぅぅぅぅ……｣

ハグリッドはファングを私達に預け
ユニコーンを探しに行ってしまった

A｢グスッ……グスッ…｣

マルフォイ｢行くぞ｣

マルフォイは私の手を引き
ユニコーンを探しに歩き始めた

マルフォイ｢父上が聞いたら何ていうか
こんなの召使いの仕事！｣

ハリー｢ドラコまさかと思うけど君もしかして怖い？

怖いなら僕がAの手を引くから
ファングのリードを持ってよ｣

ハリーは私の手を握りマルフォイに言った

マルフォイ｢怖い？
僕が？
ありえない
平気だから手を離せ｣

両方に手を引かれその間でメソメソ泣く私

気分が晴れず静かに泣き続けていると
遠くの方で動物らしい鳴き声が聞こえ
私は耳を塞ぎしゃがみ込んだ

マルフォイ｢今の聞いたか！？｣

A｢もうやだ…！｣

ハリー｢行こう｣

ハリーが手を差し伸べるが私は手を握らず立ち上がる

マルフォイ｢来いファング！｣

ハリー｢どうしてそんな態度なの？｣

A｢本当に分からない！？｣

ハリー｢分かってたら言わないよ｣

A｢ロン達と何してるの！？
何を調べてるの？
石ってなんの事！？
教えてよ！！｣

ハリー｢Aそれは…｣

A｢何をしてるのか教えてって聞いても
教えてくれなかったじゃない！

マルフォイが教えてくれないなら
話を盗み聞きした方が良いって

ハリーが教えてくれていたらこんな事にならなかった

全部ハリーのせいよ！｣

そういうと私達は森を歩き
引き続きユニコーンを探した