ポッター少女は恋をする≪賢者の石２≫ (ページ1)

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森へページ1

マクゴナガル｢いいですか？
どんな理由があろうとも夜中に抜け出して
学校を歩き回ってはなりません

今回の規則違反の罰として50点減点します｣

ハリー｢50点！？｣

マクゴナガル｢1人50点です
二度と同じ事を起こさぬよう5人には処罰を与えます｣

A｢えっ…？｣

マルフォイ｢すみません先生
聞き違いでしょうか？

今5人と仰いました？｣

マクゴナガル｢その通りですミスター･マルフォイ

事情はどうあれ
あなた方も消灯時間を過ぎて出歩いてたのですから
あなた方も一緒に罰を受けるべきです｣

A｢お見事…………｣

マルフォイに嫌味たらしく言うと
マルフォイは怪訝な顔をした

それから私達はフィルチ先生の元へ連れて行かれ
罰を受ける事になった

フィルチ｢昔はもっと厳しい罰があったんだ

両手の親指を紐で括って地下牢に吊るしたりしたもんだ

あの叫び声が聞きたいよ｣

フィルチは物騒な事を言いながら
私達をハグリッドの小屋へと連れてきた

フィルチ｢今夜の処罰はハグリッドと一緒だ

ひと仕事してもらうよ

暗〜い森でな

哀れな生徒たちだ｣

ハグリッド｢…………………｣

フィルチ｢なんじゃい
まだあんなドラゴンの事でメソメソしてんのか｣

ハグリッド｢ノーバードはもう居ねぇ
ダンブルドアがルーマニアに送った
仲間のとこに｣

ハーマイオニー｢その方が幸せじゃない
仲間と居られて｣

ハグリッド｢でもルーマニアが嫌だったら？

他のドラゴンに虐められたらどうする？
まだほんの赤ん坊なのに…｣

話を聞く限りハグリッドは
赤ん坊のドラゴンを孵したらしく
そのドラゴンはダンブルドアが
ルーマニアへ送ったという内容だった

フィルチ｢いい加減にシャキッとする事だな
これから森に入るんだぞ
覚悟してかかれ｣

マルフォイ｢森へ！？
冗談じゃない

生徒は入っちゃいけない筈だよ！
だって森には狼男が…｣

フィルチ｢それよりももっと怖いものがでる

せいぜい怖がれ｣

A｢やだ…入りたくない…｣

涙目になりながらしゃがみこむと
ハリーが手を引き立ち上がらせる

ハリー｢大丈夫だよ｣

A｢誰のせいだと思ってるのよ！｣

私はハリーの手をバシッと振り払い
ハグリッドの近くへと駆け寄る

マルフォイ｢ふんっ｣

ハグリッド｢よし行こう｣

ハグリッドがそういうと私達は森の中へと入っていった