ポッター少女は恋をする≪賢者の石１≫ (ページ6)

今日:4 hit、昨日:38 hit、合計:3,052 hit

魔法ページ6

ペチュニア｢濡れた服を着替えなくちゃ！｣

玄関を開けるとペチュニアは
急いでダドリーを着替えさせに行く

ハリー･バーノンおじさん･私の順で部屋に入り
私が玄関の扉を閉めるとバーノンおじさんは
ハリーの髪を掴んだ

ハリー｢うわぁっ！｣

バーノン｢何をやらかした！｣

ハリー｢僕じゃない！
本当だよ！！｣

A｢バーノンおじさん
ハリーじゃないんです！
急にガラスが消えたんです！
魔法みたいに！！｣

バーノンおじさんはハリーと私の腕を掴むと
物置小屋に突き飛ばした

バーノン｢魔法なんてものがあってたまるか！！｣

バーノンは物置小屋の鍵を閉め部屋へと戻って行った

A｢どうしてなの…｣

ハリー｢A…｣

A｢どうして私達だけこんな生活なの？
ダドリーや他の子供達は大切に育てられてるのに！｣

ハリー｢僕じゃ足りないかもしれない
でも僕がAの事を大切にするよ｣

A｢ハリー
ハリーは私の事守ってくれる？｣

ハリー｢もちろん
何があってもAを守るよ
僕達は兄妹だから｣

A｢私もハリーを守る｣

ハリー｢一緒に頑張ろう｣

ハリーはそういうと優しく抱きしめ
私が泣き止むまで背中をさすってくれた

〜数日後〜

いつものように朝食の準備を終わらせると
私は玄関に置いてある手紙を手に取った

手紙はバーノンおじさん宛
ペチュニアおばさん宛
そして私とハリー宛に届いていた

手紙には『階段下の物置内
A･ポッター様
ハリー･ポッター様』と書かれていた

A｢手紙です｣

部屋に戻り私達宛以外の手紙を手渡すと
ハリーに目配せをした

ハリー｢何？｣

A｢私達宛の手紙｣

ハリー｢見せて｣

ハリーに渡そうと手を伸ばしたその時
ダドリーは私の手から手紙を奪いバーノンに渡した

ダドリー｢パパ！！
Aが手紙をもってる！！｣

A｢返してよ！！
私達宛だよ！！｣

バーノン｢誰がお前達に手紙を書くんだ？｣

バーノンが手紙に視線を移し宛名を確認する

差出人には『ホグワーツ』と書かれていた

バーノン･ペチュニア｢っ！！！！｣