ポッター少女は恋をする≪賢者の石１≫ (ページ33)

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飛行訓練ページ33

次の授業はマダムフーチの飛行授業で屋外での授業だった

フーチ｢こんにちは皆さん｣

皆｢こんにちはフーチ先生｣

フーチ｢いよいよ飛行訓練です
さぁボーッとしてないで全員箒の左側に立ちなさい｣

フーチ先生の言う通り私達は箒の左側に立つ

フーチ｢右手を箒の上に出して
上がれと声を掛けなさい

はい上がれ！｣

その掛け声に皆は箒に向かって上がれと声をかける

A｢上がれ！｣

私の声に箒はスっと上がり私の手の中に収まった

１回の掛け声で上がったのは私だけでなく
ハリーやマルフォイも箒を手にしていた

フーチ｢真剣に！｣

ハーマイオニーは箒に上がれと何度も声をかけるが
地面でコロコロ転がるだけで上がってはくれない

しばらくすると箒は全員上がり
次の段階へと進む事になった

フーチ｢では箒を手に掴んだら跨りなさい

柄をしっかり握って落ちないように
笛で合図したら皆一斉に強く地面を蹴る事

箒は常に真っ直ぐに
しばらく浮いてそれから前かがみになって降りてきます

行きますよ！
1.2.｣

ピー！

フーチ先生が笛を吹いたその瞬間
ネビルの箒がゆっくりと浮き上がり始めた

A｢ネビル！｣

ネビル｢うわぁっ…｣

フーチ｢ミスター･ロングボトム！｣

ネビル｢あぁっ…うぅっ…｣

皆はネビルに声をかけるが箒は下がる気配が無い

フーチ｢ネビル落ち着きなさい
ネビルロングボトム！｣

ネビル｢うわぁっ！！
降ろして！！！！｣

ネビルの箒は空高く浮かびネビルを連れて暴れ回っている

フーチ｢ネビルロングボトム！
どこに行くつもりなんです！｣

A｢ネビル！！｣

私は箒に跨りネビルの後を追うように空を飛んだ

ハリー｢A！！｣

マルフォイ｢っ！！｣

フーチ｢ミス･ポッター！！！！
今すぐ降りてらっしゃい！！！！｣