ポッター少女は恋をする≪賢者の石１≫ (ページ18)

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汽車ページ18

切符を買い私たちは駅へと向かっていると
ロンドンではあまり見かけない大男に
周りの人たちはハグリットをマジマジと見つめている

ハグリッド｢何をじろじろ見てんだ！)

その光景に笑ってしまいそうになるのを堪えるように
私は咳払いをするとハグリッドは時計を見た

ハグリッド｢おっとこんな時間か！
悪いがもう行かんとな
ダンブルドア先生がこいつを…
いや俺を待ってるんでな｣

包みを入れた内ポケットの辺りを
トントンと叩きハグリッドはそう告げる

ハグリッド｢10分後に汽車が出る
これが切符だ
失くすんじゃねぇぞ？｣

ハリーが受け取った切符を覗き込むと
切符には9と3/4番線と書いてある

A｢9と3/4番線？｣

ハリー｢でもハグリッドこれおかしいよ
9と3/4番線なんてあるわけないもん

でしょ？｣

そう言ってハグリッドの方を見ると
そこにハグリッドの姿はなかった

A｢ハリーどうするの？｣

不安そうにハリーに尋ねるとハリーは微笑んだ

ハリー｢大丈夫
駅員さんに聞いてみよう｣

そういうと私たちは駅員さんがいそうなホームまで
カートを押していった

ハリー｢この辺が9番線だけど…｣

A｢ハリーあそこに駅員さんいるよっ！｣

指差す方向にはちょうど乗客に
案内をしている駅員さんが居た

ハリー｢すみません！すみません！
9と3/4番線にはどう行ったらいいんですか？？｣

駅員｢9と3/4番線？
からかってんのか？｣

駅員は呆れたようにそう告げると歩き去ってしまった

A｢どうしよう
後5分で発車しちゃうよ｣

その時

？？？｢毎年毎年マグルだらけね！
いらっしゃい9と3/4番線はこっちよっ｣

ハリーと私は顔を見合わせると
女性の後をついていくと柱の前で立ち止まった

ハリーと私はその様子を見ている

母親｢ほらパーシー先に行って！)

パーシーは母親に言われ柱の前に立つと
10番線と9番線の間の柱に向かい走りだした

A｢ぶつかっちゃう！｣

しかしパーシーはぶつからず
柱の中へ吸い込まれていった