ポッター少女は恋をする≪賢者の石１≫ (ページ16)

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偉大な事ページ16

恐る恐るハリーに杖を渡し
ハリーが杖を握ると風が吹きハリーを受け入れた
そんな感覚に陥った

オリバンダー｢不思議じゃ
なんとも不思議じゃ｣

ハリー｢何が不思議なんです？｣

オリバンダー｢わしは売った杖は全て覚えておる
この杖に使われている不死鳥の尾羽
その不死鳥の尾羽を使って作られた杖が後2つある
1本はこの杖
もう一本はまだこの店に残ってある
最後の一本は…

運命とは不思議じゃ
貴方がこの杖を持つとは
兄弟羽の杖がその傷を負わせたのじゃ

もしかするとAさんの杖は……｣

オリバンダーは店の奥へ行き杖を取りに行くと
また戻ってきて杖を取り出し私に差し出した

オリバンダー｢必ず受け入れてもらえるはずじゃ
振ってみなされ｣

私は杖を受け取るとハリー同様風が吹いた

A｢オリバンダーさん……
杖の持ち主は誰なんですか？｣

オリバンダー｢その名は口に出せん

杖は持ち主の魔法使いを選ぶ
その理由は定かではないが
だが間違いなくあなた方は
何か偉大な事を成し遂げるだろう

ある意味では『名前を言ってはいけないあの人』も
偉大な事をした

恐ろしい
じゃが偉大な事じゃ｣

私はオリバンダーから杖を受け取ると
外から声が聞こえてきた

ハグリッド｢A
ハリー｣

窓の外を見るとハグリッドが手を振っていた

ハグリッド「二人ともハッピーバースデー！」

ハグリッドがそう言って見せてきたのは
白と黒2匹のフクロウだった

A｢フクロウだっ！｣

私とハリーは会計を済ませ外に出ると
ハグリッドは昼食を食べに行こうと
レストランへと入った