[学園アリス]中等部校長と高等部校長の娘(3) (ページ21)

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3日前の出来事の内容 Part.1 ページ21

ﾆｭｰｲﾔｰｺﾝｻｰﾄの3日後

付属病院で五島聖は､話をさせられていた｡

先ず､初等部校長側にいた経緯からだった｡彼は話した｡

聖:話します何故､初等部校長側にいたか｡僕は高等部校長のもとで､この体質を生かして長年､初等部校長に関する諜報活動をしていた僕は､その未熟さ愚かさゆえ彼の罠にとらえられ､洗脳や小泉さんによる吸魂で､彼の闇の一部に密かに取り込まれてしまいました｡

神野先生:そうだったのか…｡

聖:しかし､今はもう大丈夫です｡

明良:どう言う事だ?

聖:それは､佐倉さんのおかげでもあります｡

秀一:佐倉さんが何を?

聖:僕の首筋に手を触れていたと思います｡

神野先生:そう言えば､触れていたな｡

聖:はい､その時に初等部校長による洗脳の解除と小泉月のｱﾘｽｽﾄｰﾝを取り出しをしました｡その後､僕は鳴海先生に付属病院に連れて来られて､現在に至るのですが､あの後､何が?

神野先生:佐倉は､我々のｱﾘｽの攻撃から､初等部校長とZのﾎﾞｽを涙を浮かべながら守っていた｡

校長:蜜柑は何か言ってましたか?

神野先生:あぁ､言っていた｡内容は､
｢棗…蛍…ごめんね…｡でも､これだけは分かってほしんや…皆はｳﾁにとって大切な人達やからね…｡｣
と言う内容だ｡

校長:そうか…蜜柑は答えを出したのだね｡

神野先生:えっ､どう言う事ですか?

校長:蜜柑は､ﾆｭｰｲﾔｰｺﾝｻｰﾄの日に､初等部校長とZﾎﾞｽを無効化で守ってほしいと言われたと聞いた｡

神野先生:校長は何と?

校長:君の中に答えはもう出ていると伝えた｡

神野先生:そうでしたか｡