青城の腹黒リベロくん。 (ページ2)

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入学式ページ2

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『おっはよ～!!!』

「「「おはよ～!!!!」」」

『此れから１年宜しくね～』

―「おう、宜しく!!」

―「朝から元気だねぇ」

―「えっと、Aくんって呼んでいい?」

『おう、良いよ』

どうやら皆良い人みたい。...バカみたい。たった１回明るく挨拶しただけで仲良くって。

ま、仲良しごっこして早く弱点を掴もーっと。その為には印象良くしないとだし。

はぁ.........人生詰まんない。楽しい事なんて何も無い。でも人間を陥れるのは好きだよ。

あの裏切った時の絶望の顔。何度見ても辞められないんだもん。

『ねぇ、君が隣の人?宜しくね!!』

?「煩い。静かにして」

『...冷たいなぁ～、もっと沢山お話しようよ～』

―「藺月辞めとけよ、コイツさっきから寝てばっかなんだよ」

―「睡眠の邪魔すると国見怒るよ～笑」

『へぇ～、国見くんって言うんだ!!』

国見「何で言うの.........」

―「ご免じゃん!!後で塩キャラメルあげっから」

国見「...分かった。それと藺月、だっけ。煩いから静かにして」

「それか話掛けて来ないで」

話掛けて来ないで、か。俺だって話掛けたくねぇっつーの。

でも...攻略したいかも。よし目標はコイツの弱点を握る事。

今んとこ塩キャラメルで釣れるみたいだけど.........それだけじゃ握れないし、どうしよ。

同じ部活だったら良いんだけど、そう簡単には行かないよなぁ。