【番外編】夏祭り�� ページ23
Aside
フィナーレって華やかで寂しい
これが終われば帰んなきゃいけないから
「っわぁ、きれぇ！」
『…うんっ、きれい…』
花火が打ち上がる中で、寂しさが募っていく
「…Aの方が綺麗、だよ？」
『あははっ、もぉ。なにそれぇ』
「い、言ってみたかったの！」
ニコッと笑い返すも、なんだか涙が滲む
「…A？」
『ん？』
潤んだ瞳で彼を見つめれば、私の頬をそっと撫でた
「ん…どうしたの、悲しくなっちゃった、？」
『…さびしい、の』
彼は困ったように眉をさげて、「大丈夫だよ」と声をかけてくれる
ちょっぴり安心した
「あ、…言わなきゃ」
『へ…？』
「Aっ、愛してるよ。」
涙腺がぷつんと切れたように涙が溢れる
『っう、…ふ、あぁっ』
『わた、しもぉっ。すき、だいすきっ、！』
泣きながら言えば、笑って抱きしめ、頭を撫でてくれる
「もぉ…ほんとに涙脆いなぁ…っ！」
「……そんなとこも好きだけど？」
ちょっぴり照れくさそうに言う彼に、笑みが零れる
『っふふ、ははっ』
「笑わないでよぉ！…んんぅ」
彼は照れた顔を隠すためか、強く抱き締めて顔を埋めた
「…ぼく、Aがすき。」
うんうん、知ってるよ。
ぎゅうっと抱きついては愛を確かめる
るぅとさんるぅとさん
あなたが思ってる以上に、私は貴方のことを想ってる
あなたの側に居られるだけで私、幸せなの
『ん、るぅとさん』
「はい、なんですか」
『…ちゅー、しませんかぁ』
彼が敬語だからか、なんだか改まってしまう
「んふふっ、いいですよぉ」
寝転んだまま、唇を重ねる
リップ音は花火に掻き消された
すると、ごろんとひっくり返されて、彼の顔が全面に映る
そして、後ろには大きな花火が打ち上がっている
うわぁ、きれぇ…っ、！
その美しさに思わず見惚れてしまった
「なに、ぽーっとしちゃって」
『だって、花火が…』
「僕もう花火飽きた。今はAに夢中なのっ！」
そしてイタズラな悪魔に唇を甘噛みされてしまった
『もぉ…、起き上がる。だっこして？』
彼の首に腕を回すと、そのまま抱き上げてくれた
「んふ、かわいい」
『えへへ、るとさんはかっこいいよ』
「Aのるとさんですからね」
『るとさんのAですからね』
目を合わせて照れ笑いした
この思い出、忘れたくない
瞼に焼き付けておこう
甘い恋が打ち上がった。
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痛い奴(プロフ) - 追記: 現時点で消去されたぽいので、あの方がまたしないように多少1ヶ月位は様子見が必要だと思いますが、ひとまず安心…… (2022年1月5日 12時) (
レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴（??????*??）(プロフ) - 一応私ともう1人の方が注意、通報はしましたが、あちらの運営が少人数体制なのもあり、中々対応が遅れているぽいです……。 (2022年1月5日 12時) (レス) id: 366cb98bc0 (このIDを非表示/違反報告)
碧い人。(プロフ) - 初コメ失礼します。盗作の件、読者である私からしてもとても悔しいです。ぺろんさんが書いてきたこちらの小説を、さも自分のものかのように語っているのが本当に悔しくて…。あちらのサイトのアカウントで読者目線として私が注意してもよろしいでしょうか…？ (2022年1月5日 11時) (レス) @page24 id: b34a8eab82 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと - リクエストいいですか??(≧ω≦)るかちゃんと💛くんが絡みすぎて，夢主が嫉妬するやつを作って欲しいです!!前にもるかちゃんと💛くんに嫉妬するお話があったじゃないですか，それが面白くて~採用されると嬉しいです。ꪔ̤̮♡ (2021年11月17日 20時) (レス) id: 70448103e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと - 携帯が水没して音が聞こえない状態です( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )🥺なのでぺろんさんの占ツクをずっと読んでおります，続き楽しみすぎて~ゆっくりぺろんさんのスピードで頑張ってください！ (2021年11月16日 19時) (レス) id: 70448103e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺろん
| 作成日時：2021年4月1日 8時
