天地廻る世界線。【募集企画キャラまとめ】

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それから90年余りの時が過ぎた。再びフロウレイズ家に生まれ落ちたリューズ改めシヴァは、3歳の時に全ての記憶を取り戻す。かつてフロウレイズ家の才女と呼ばれた己の記憶を。そして、8歳の頃に「樹海の奥深くに青色の亡霊がいる」という噂を耳にして、もしやと思い樹海に向かった。数日をかけようやく辿り着いた深部には、密かに一軒家が建っていた。その前に、シヴァの気配に気付いていたらしい住人らしき人物が立っていた。その姿を目にしたシヴァは、泣きそうになりながら必死に笑みを浮かべた。「待たせてごめんね」。そう口にした瞬間、彼はシヴァに駆け寄り抱き締めた。二度と離さないと言わんばかりに。シヴァも同じ様に抱き締め返した。絶対離さないと言い返す様に。
彼は見た目の若さを利用して年齢を偽り、フロウレイズ家の近くに一軒家を建て暮らし始めた。時折彼に話をしに行ったり特訓をつけて貰ったりと、充実した日々を送っていた。
やがてシヴァは13歳になり、フロウレイズ家から離れる事が許された。真っ先に彼に報告しに行き、共に生活したいと告げた。彼は勿論だと笑い、少し前に彼を上回ったシヴァの頭を撫でた。しかし長生き出来ないのは駄目だと言われ、少年隊に入る事に。彼は家を神樹の傍に移し、いつでもシヴァが来れる様にした。
少年隊に容易く入隊したシヴァは、彼に鍛えられながら成長し、やがて少年隊からアグノマギアに移籍した。

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