天地廻る世界線。【募集企画キャラまとめ】

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【備考】
かつてのハーデンロイズ家の当主。クロノス達はルカの子孫にあたるが、ルカの弟の子孫であり、ルカ直系の子孫では無い。
43歳の時から、不老魔法で歳を取らない様にしている。今の見た目はその時と同じもの。ハーデンロイズ家の容姿と歳が比例しない体質はこの頃から健在だった様だ。
魔力がこの世に現れる前から生きている為、この世界が不平等に歪んでいく様を知っている。
11歳の頃、フロウレイズ家の息女リューズと知り合い、よく遊ぶ仲に。次第に友情は恋愛感情へと変化し、互いに想い合う様になった。19歳の頃、親友から恋人になり、互いの両親の許可も貰い、結婚を果たした。リューズが子供を産めない体質だった為子供はいないが、ルカに不満は無かった。しかし、結婚23年目の年に事件が起こった。魔力が世界に現れたのだ。ルカは史上稀に見る多数魔法使いだったが、リューズは一切使える様にならなかった。それを周囲が貶し、リューズは精神を病み寝込む様になった。世界に最初に確認されたクリーチャーは魔法使いの成れの果てで、ルカ達の近くに現れた。クリーチャーが魔法を使い、それが寝込んでいたリューズに直撃。洗脳魔法の遣い手だったクリーチャーの魔法で、リューズはルカを攻撃する事に。自我はあるのに身体が操られている状態だった。気絶も不可能にされていた。リューズは泣きながら懇願する。「どうか私を殺して」と。「そうしないとルカを殺してしまうから」と。リューズに攻撃されながら洗脳解除の魔法を展開するのは無理があった。ルカは産まれた時以降初めての涙を流しながら、リューズに対して向けた事の無い大剣を握った。彼女を殺す為に。致死的ダメージを受けて洗脳が解けたリューズは、ルカの腕の中で笑った。「来世でまた逢おうね」と。ルカがそれに答える前に、リューズは笑ったままその鼓動を止めた。
クリーチャーは無事に討伐された。だが、世界初のクリーチャー討伐だった為、犠牲者は多かった。リューズの死に、周囲は「雑魚が死んで良かった」とルカの前で彼女を嘲笑った。ルカの中で何かが切れる音がした。次に気がついた瞬間、目の前に広がっていたのは、赤、赤、赤。元来賢いルカはすぐに気付く。自分が殺したのだと。それ以来、当主の座は弟に譲り、樹海の奥深くで1人暮らしていた。リューズとの約束を果たす為、自らに不老の呪いをかけて。

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