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番外編 お花見10 ページ33

ポタポタと膝に滴が落ちる。


私、涙脆っ。


溢れる涙と目の前の人物の名前が堪えられなくて、





「…………っユズさぁん!!」


「はぁっ!?!?」





 やけくそで思いきり叫んだ。重い空気を吹き飛ばしたかったのもある。
そしたら、誰かが変な声で叫んで起きた。
それは、




ユズ「A!?どうしたんだい?」





 ユズさんだった。


ユズさんは涙目の私を見てビックリしていた。そして私も、急に跳ね起きたユズさんにビックリしていた。


ユズ「A?なんで泣いてるんだい?大丈夫か?」

「え…あ、はい……」


 なんかいろいろ急すぎて、そんな返事しか返せなかった。



 とりあえず、いまの状況を説明して納得してもらい、みんなを起こすことに協力してもらう。


ユズ「ひーみん、ひーみん起きるんだ!Aが泣いてるぞ!」

「あ、え、いや泣いてはないです…」


 さっきの事を思い出すと少し恥ずかしくて、誤魔化したけどユズさんは耳を貸さなかった。そして、その声はすでにある人の耳に届いてしまったみたいだ。


カイ「…レイラちゃん……?」

「起きてからの第一声が私の名前って言うのはちょっと……」


 まだ少し眠そうに目を擦りながら、体を起こすカイさん。私の姿を確認すると、

カイ「ん…あれ、レイラちゃん。何してんでぇ」

 と言った。

「何してるんだって言われても……みなさんを起こしにきただけですが…
 というか、さっき私の名前を呼んだのって、無意識だったんですか?」

カイ「ん?名前??」

「いや………もういいです…」

 惚けてるのか完全に忘れているのか分からないけど、分かってもいいことは無さそうという理由で無かったことにすることにした。

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西音蘭(プロフ) - 魔理沙さん» 紫!本当に一文字でしたありがとうございます!大体色が決まってきたので選択にしようかな…ありがとうございます! (2019年8月13日 18時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 紫 (2019年8月11日 19時) (レス) id: 39328a91f7 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - 槙さん» 意見(?)ありがとうございます!薄紫とか藍色の落ち着いた色と、瞳の色系があるわけですね…!参考にさせていただきます!! (2019年7月21日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
- 色ですか…私もウナさんと同じように、薄紫かなぁと思います。あとは…瞳のいろとかですかね?頑張って下さい応援しています!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 7a5ce467a8 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - お姉ちゃんありがと!感謝してるー(棒)感謝してる!から!! (2019年7月18日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:西音蘭 | 作成日時:2019年5月24日 21時

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