番外編 お花見７ ページ30
―――――数十秒後―――――
「っはぁ、ぅう…………体、力ないの…、忘れ、て、……」
百五十メートルほど走った私の体力は、ご察しの通り限界に近かった。
走りたかったんだもん……………。
最初の方は早かったのに、等とﾌﾞﾂﾌﾞﾂぼやきながら、パカさんがいないか辺りを見回す。
先ほどの公園とうって変わって、桜の木や花びらさえも見当たらなかった。
「どうしましょう…早くしないと偽カリンさんが…！」
春のエリアと比べてずいぶんと暖かい。額から落ちてくる汗が私を急かした。
「……パカさん！パカさーん！！」
いつも出さないくらい大きな声で必死に叫んでいると、
パカ「……どっどどどどどどどうしましたか……ひひっ柊様…？」
情けない声が背後から飛んできた。
振り替えると、やはりそこには探していた張本人が。しかし。
「いえ、あの大変なことになってるかもしれないんですが……なんで木の陰から覗いてるんで
すか？それに、変な名前で呼ばないで下さい……一瞬歌い出すのかと思いましたよ」
歌い出すのなら多分ドラ○もんの映画主題歌……かな。
パカ「その少し強気な口調もワタクシ好きでs「話逸らさないで下さい」はい」
「もともとこんな風に言うのは得意じゃありません。パカさんはこうまでして言わない
と、引き下がらないじゃないですか」
パカ「よくご存じで」
………怖い。警察。
「…っていま話したいのはこんなことじゃなくて、その変な話し方です」
パカ「いえ、そのですね……前回色々本当にあったので今回ワタクシどんなテンションでいけ
ばよいものかと…」
「へ？」
思わず間抜けな声で返してしまう。
そんなこといま考えてる場合じゃないのに、と内心呆れつつ、しかし私もいつかしっかりと話を聞きたいと思っていたので、
「……その事については、今度ゆっくりとお話ししましょう」
と返しておいた。
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西音蘭(プロフ) - 魔理沙さん» 紫！本当に一文字でしたありがとうございます！大体色が決まってきたので選択にしようかな…ありがとうございます！ (2019年8月13日 18時) (
レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 紫 (2019年8月11日 19時) (レス) id: 39328a91f7 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - 槙さん» 意見(？)ありがとうございます！薄紫とか藍色の落ち着いた色と、瞳の色系があるわけですね…！参考にさせていただきます！！ (2019年7月21日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
槙 - 色ですか…私もウナさんと同じように、薄紫かなぁと思います。あとは…瞳のいろとかですかね?頑張って下さい応援しています!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 7a5ce467a8 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - お姉ちゃんありがと！感謝してるー(棒)感謝してる！から！！ (2019年7月18日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西音蘭 | 作成日時：2019年5月24日 21時
