番外編 お花見３ ページ26
ユズ「ザッくん暗いにゃー！」
ザク「うっ…うわあああ」
突然ユズさんに後ろから抱きつかれたザクロさんは、悲鳴と共に顔を赤くした。
甘酒を無理矢理に飲まされそうになっている
「ユズさんは相変わらずですね…」
私はあえて助けずに、カリンさんのもとへ向かった。
さっきから一人で、ぽかーんとした様子でみんなを眺めているのだ。
「具合悪いんですか？」
カリ「え？」
急に声を掛けられたことにカリンさんは少し驚いたようすを見せた。
「ぼーっとしてたので…あ、気のせいだったらいいんですが…」
返答に困っているカリンさんの横に私は腰を下ろした。
と。
カイ「よ」
そんな声と同時に、頭になにか当たった。というよりは、コツンとぶつけられた。
見上げると、カイさんが紙コップを持って私(達)の顔を覗き込んでいた。
カイ「二人とも具合悪いのかい？」
「「え？」」
「わ、私もですか？」
カイ「ああ。さっきからなんも食べてねェからよ」
言われてから、目の前に置いてある皿を見る。
それはなんの役にもたてずにただ存在しているようだった。
ヒミ「…もしかしてお口にあいませんでしたか…？」
「え、いやそんなことありませんよ！ねえカリンさん！」
正直にいうと忘れていたのもあったけど、それを流石に本人に言えるわけもなく、気まずくなるのは嫌だから隣でぼーっとしているカリンさんに話題を振る。
そんな急でもなかったのに、カリンさんは肩をビクリと震わせた。
カリ「うっうんにゃちごど〜！うん！こらうんまか！うんまかに！」
そう言って口に次々と食べ物をいれていくカリンさん。
いや、口じゃない…
「カッカリンさん…？」
ヒミ「い…いま口が…？」
カイ「うんまかに…？」
え？鹿児島弁？なんで急に…
そして誰か、鹿児島弁だと分かった私を誉めて下さい。
なんか(しまったつい癖で)みたいな顔してますよねカリンさん？なんでしょう、違和感が…
カリ「(なんだか言葉もおかしかったみたい。昨晩あんなに予習したのに…！)」
ちごど〜
じゃっど
ないやっちゅ
いずれも意味がわからない。そして予習する内容を間違ってる。せめて関西弁とか…
「なんか…」
カイ「なんっか妙だねェ…」
冷たい視線を向けられたカリンさんは、青い顔をして目線をそらした。
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西音蘭(プロフ) - 魔理沙さん» 紫！本当に一文字でしたありがとうございます！大体色が決まってきたので選択にしようかな…ありがとうございます！ (2019年8月13日 18時) (
レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 紫 (2019年8月11日 19時) (レス) id: 39328a91f7 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - 槙さん» 意見(？)ありがとうございます！薄紫とか藍色の落ち着いた色と、瞳の色系があるわけですね…！参考にさせていただきます！！ (2019年7月21日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
槙 - 色ですか…私もウナさんと同じように、薄紫かなぁと思います。あとは…瞳のいろとかですかね?頑張って下さい応援しています!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 7a5ce467a8 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - お姉ちゃんありがと！感謝してるー(棒)感謝してる！から！！ (2019年7月18日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西音蘭 | 作成日時：2019年5月24日 21時
