１５８話 第九ステージ 番外編４ ページ23
下を向くともう一度視界が滲むが、それが落ちないように必死に堪える。
カイ「そんな礼言われる程の事はしてねェんだが……ああ、そうだ」
その言葉に姿勢を直そうとしたとき。
べしっ！
「！？」
突然額に衝撃が走った。
そう自覚した直後、ヒリヒリとした痛みがやって来た。
「い…痛い…！？」
カイさんは目の前で笑ってる。どうやらデコピンをされたみたいだ。
というかかなり痛い。結構痛い。
カイ「なんでぇ痛かったかィ？んじゃあそれで許してやらァ」
「えっ…許すって…？」
カイ「これで今まで通りゲーム実況に集中出来んだろ。疲れた時は息抜きして、また始めれ
ばいいじゃねェか」
「……はい！」
しっかり目を見て、頷けた。
そうだ、戻らなきゃ。戻らなくちゃいけないんだ。
カイ「なにかやりたいことが見つかった見てェだな」
「はい。私は、………私はレオを助けにいきます。どこにいても、絶対に。あの女の子とも約
束しましたからね」
カイ「女の子？…そうだ言っておきたいことがあったんだ。…後で俺の部屋に来てくんねェ
か？」
「言っておきたいこと？」
復唱し、今じゃダメなんですかと訪ねるがカイさんは首を振る。
その話の内容は『ナナミさんから聞いた』地下のことらしい。
ああと頷き、わかりましたと答えるとカイさんは
カイ「じゃあ朝飯食べに行くか」
と話題を切り替え、衝動の方へ体を向けた。
私はその背中を追って歩きだす。
太陽はいつの間にか高い位置まで昇っていた。
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西音蘭(プロフ) - 魔理沙さん» 紫！本当に一文字でしたありがとうございます！大体色が決まってきたので選択にしようかな…ありがとうございます！ (2019年8月13日 18時) (
レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 紫 (2019年8月11日 19時) (レス) id: 39328a91f7 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - 槙さん» 意見(？)ありがとうございます！薄紫とか藍色の落ち着いた色と、瞳の色系があるわけですね…！参考にさせていただきます！！ (2019年7月21日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
槙 - 色ですか…私もウナさんと同じように、薄紫かなぁと思います。あとは…瞳のいろとかですかね?頑張って下さい応援しています!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 7a5ce467a8 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - お姉ちゃんありがと！感謝してるー(棒)感謝してる！から！！ (2019年7月18日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西音蘭 | 作成日時：2019年5月24日 21時
