154話 第九ステージ 終了 ページ19
次の日の朝。
もう残り時間はほとんどないなか、レイラの頭には綺麗な蘭が咲いていた。
ユズ「なにがあったんだ…!?」
カリ「勝手に咲いたのかしら…」
驚いてレイラを見つめるユズとカリン。その後ろではカイコクが笑っていた。
ユズ「…そうか、カイさんか」
カイ「ん?俺は何もしてねェぜ」
しらを切るカイコクは早めに諦め、二人は隣にいるマキノに視線を写した。
カリ「こっちもどうして突然?」
ユズ「細かいことはわからない…わからないが…
もう時間がない。言うんだザッくん!」
ザク「うっ…」
あーだーな
あーーだーーな
あーーーだーーーな…
どんどん延びるあだ名コールに、ザクロはマキノの前に正座をした。
ザク「マ…マッ…マキ…」
照れながらも必死に言おうとするザクロは、マキノの瞳を見るとダウンした。
その様子を見ていたアンヤが
アン「はよ呼べ!!」
と叫んだ。
ザク「そ…その…
…俺は昔から人をあだ名で呼ぶのは苦手で…でも逢河とはもっと親しくなりたいと思っ
ている。
だから、その…これからはマキノ君と呼ばせてもらっていいだろうか…」
マキノは優しく微笑みながら頷いた。
ザクロは
ザク「あいか…マキノ君…!」
と嬉しそうに間違いながらもあだ名を口にした。
そして…少し離れたところから見ていた他メンバーの中のカイコクたち。
カイ「なんか…かゆい」
カリ「鬼ヶ崎さん!」
ユズ「見たまえ咲くぞ…!」
マキノの中の蕾がググ…グと成長していく。
その頭に咲いたのは……
花じゃなくアフロ。
花じゃなくアフロだった。
マキノ自身は満足したように頭のアフロを触っていた。
なんだかんだあったがとりあえず第九ステージクリアだ。
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西音蘭(プロフ) - 魔理沙さん» 紫!本当に一文字でしたありがとうございます!大体色が決まってきたので選択にしようかな…ありがとうございます! (2019年8月13日 18時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 紫 (2019年8月11日 19時) (レス) id: 39328a91f7 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - 槙さん» 意見(?)ありがとうございます!薄紫とか藍色の落ち着いた色と、瞳の色系があるわけですね…!参考にさせていただきます!! (2019年7月21日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
槙 - 色ですか…私もウナさんと同じように、薄紫かなぁと思います。あとは…瞳のいろとかですかね?頑張って下さい応援しています!! (2019年7月21日 13時) (レス) id: 7a5ce467a8 (このIDを非表示/違反報告)
西音蘭(プロフ) - お姉ちゃんありがと!感謝してるー(棒)感謝してる!から!! (2019年7月18日 21時) (レス) id: 1180864eae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:西音蘭 | 作成日時:2019年5月24日 21時